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原発(その6)原発推進派の意見と疑問点 [原発・被曝関連]

4月10日
今日は都知事選だ。石原さん当確のようで・・・そんな石原さんは「ぜいたくを我慢し」とも言っていたっけ。ま、公金をぜいたくに海外視察に使った石原さん、もう一歩、進めて、原発から離れよう、と言って欲しいところだが、石原さんは原発推進派・・・経済優先は譲れないようだ。

ところで、原発推進派の石原さんがこれだけ票を集めたということは、都民は原発推進派が多いのか?とも思ったが・・・石原さんは原発推進派であることは私はネットからの情報で得たが、ネットをあまりやらない年配の方はそういったことも知らないかもしれない・・・あるいは原発のことよりも、もっとほかに重視した点があったのかもしれない。

なんだか「経済優先か、それとも、脱原発か」と2択しかないような考えになってしまっているが・・・

まずは経済立ち直らせ、その後で長い時間をかけて原発をなくしていく方向に努力してみる、無駄な電力は使わない、節電は続ける、というのが理想的だろうけれど、おそらく長い時間をかければ、この事件の痛みも風化し、「やっぱり原発をなくすなど非現実的。安全性を高めればいいのだ」という声が勝っていくのかもしれない。

が、その安全性とやらは・・・信用できるのだろうか。
きっと、またいつか「想定外」「人為的なミス」が出てきて、取り返しのつかないことになるのかもしれない。

そこで原発推進派?の記事を紹介。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51693454.html

やれやれ・・・ほりえもんと同じ「自動車事故」を例にし、今回の原発事故を「さわぎすぎ」とし、「犠牲者は出ていない」「自動車事故の死亡者のほうが多い=自動車や石油火力のほうが原発よりも危険」との主張・・・

ただし、その記事に対して、他の方からのコメントに「なるほど、そうだ」と共感するものがあった。
15番の方のコメントだ。以下、転載。

ーーーーーーーーーーーーーーー
原発の事故を怖いものにしているのは、「不確定」要素が非常に多いということではないでしょうか。
車と衝突すればどんなことになるなんてすぐ想像がつきます。
その車を動かしている化石燃料は燃焼させることによる熱エネルギーですが、人が火を使ってもう千年の単位で時間が過ぎています。
しかし、原子力はその原理となる核分裂が発見されたのはたったの70年前です。
現に初期の研究段階では多くの人が被爆して白血病で亡くなっていますし、”分からないことが多いこと”に問題があるのではないでしょうか。
さらに、自動車事故のように一発で死亡してしまうものよりも、じりじりと蝕んでいくような放射能はより、人間の精神に対する負荷が大きいように思います。

ーーーーーーーーーーーーーー
転載終わり。

そう、原発は「不確定要素」があまりに多く、大事故になれば、自動車事故や火力発電事故と比べ物にならないくらいに被害があるのでは?と思ってしまう。

ただ、20番の方のコメントにも頷かされるところが多かった。
以下、コメント抜粋転載。

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池田さんの投稿の趣旨は「自動車の死亡事故数を例に出すなら、同じく各エネルギーに関する死亡数で比較しないとapple to appleの比較にならない」、という事ではないかと思うのですが。それなのに起きていない潜在リスクとか別の要素を入れては議論が混乱するのでは。

あと、あまりコメントの議論に挙げられていないが、地震による千葉県市原市、宮城県仙台市での石油コンビナート爆発火災、気仙沼市での大規模火災は皆さんどう評価なさるのでしょうか。今回の原発被害に比較して特に気仙沼の火災はおそらく、地震と津波でも生き延びた人にかなりの被害を与えた可能性があります。おそらくは漁港の燃料タンクからの重油が延焼した可能性が高い。
もし千葉のコンビナート火災が津波による石油流失を伴うものだったら?
おそらく市原市は壊滅したでしょう。東京湾ではまず津波は起きませんけどね。

原発の最悪の事態での潜在リスクを議論するなら同様に火力発電での燃料の流失と延焼という最悪リスクと比較しないと意味がないと思います。

ーーーーーーーーーーーーー
転載終わり。

最悪リスク・・・原発と火力発電、広い範囲に影響を及ぼし、想定外のことが起きそうなのが原発という気がする。放射線という目に見えないものとの闘いは厄介だと思う。

さてさて、原発は「コストが低い」「クリーンエネルギー」と言われるが、「使用済み核燃料棒」の処理代を考えれば、コストが低いなどとは言えないのではないか、と。

聞くところによれば、プルトニウムの半減期を思えば永遠といっていい時間、冷却し続けないとならず、地中深く埋めたとして、ほんとうに大丈夫なのか?埋めることができる場所でさえまだ未定なんだとか?冷却し続ける?もし何かの事故で冷却し続けることができなければ、放射能が漏れ、土壌を汚染することになるのでは、と。

クリーンエネルギー?どこが?・・・と素人の私は思う。

二酸化炭素による地球温暖化問題もそんなに問題ではない。だから原発を、ということで、温暖化問題は原発推進派に利用されている、とも聞く。

また、今週発売のアエラによると、日本全国の原発をすべてなくしても、必要な電力は供給できる、との記事ももあった。

そして、こんな記事も見つけた。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/109.htmlより、以下、抜粋転載。

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東京電力は明日から計画停電を実施する様です。
その根拠が、なんでもピーク値 総電力需要が  41,000,000 kW で
発電可能電力が  31,000,000 kW  だそうです。 

差し引き10,000,000 kW の不足でこれを放置すると首都大停電で終始の着かない事態が生じるそうです。

早速、検証してみましょう。 

東京電力火力発電所
川崎火力発電所    1,500,000 kW 1系統3軸 熱効率59% 2号機150万kW建設中
横浜火力発電所  3,320,000 kW 2機 2系統8軸  
南横浜火力発電所   1,150,000 kW 3機
東扇島火力発電所   2,000,000 kW 2機
品川火力発電所    1,140,000 kW 1系列3軸 コンバインドサイクル発電方式
大井火力発電所    1,050,000 kW 3機
千葉火力発電所    2,880,000 kW 2系列8軸 Advanced Combined Cycle方式
五井火力発電所    1,886,000 kW 6機 一機はガスタービン
袖ケ浦火力発電所   3,600,000 kW 4機
姉崎火力発電所    3,600,000 kW 6機
富津火力発電所    5,040,000 kW 4系統 20軸 MACC方式
鹿島火力発電所    4,400,000 kW 6機
常陸那珂火力発電所  1,000,000 kW 2機 2号機100万W稼動中?
広野火力発電所    3,800,000 kW 5機

火力現役総発電量 1 ★ 32,766,000 kW 39機 10系統 42系統

東京電力原子力発電所 は以下です。
柏崎   2 ★ 4,912,000 kW 7基(2,3,4号は定期検査中)
福島第一       
福島第二  

東京電力水力発電所 は以下です。

阿武隈川 11,700 kW 3ヶ所
信濃川 2,861,760 kW 37ヶ所
阿賀野川 35,730 kW 12ヶ所
那珂川 915,010 kW 6ヶ所
利根川 3,728,720 kW 57ヶ所
相模川   905,990 kW 13ヶ所
酒匂川 53,390 kW 10ヶ所
早川     10,600 kW 5ヶ所
富士川   148,430 kW 18ヶ所
川田川      50 kW 1ヶ所

総水力発電 3★ 8,671,380 kW 162ヶ所

協力発電所は以下です。 
鹿島共同火力 4★ 1,050,000 kW 3機 (他に1機停止中)住金伏生ガス+低硫黄重油


総計するとどう見ても 現役総発電量 は

総火力   1・ ★ 32,766,000 kW 39機 10系統 42系統
総原子力    2・ ★ 4,912,000 kW 7基
総水力   3・★ 8,671,380 kW 162ヶ所
協力   4・ ★ 1,050,000 kW 3機

東電総発電量 2・ ■ 50,029,542 kW 228ヶ所
最大電力需要が  1・ ■ 41,000,000 kW で、どうみても東京電力の発電可能総量は予想需要よりも9,000,000 kW ほど余裕が在りますよね?

ーーーーーーーーーーーーーーー
転載終わり。

ということで、ほんとうに原発がないとやっていけないのか?と、いまいち、東電の発表も信用できない。
そして、原発推進派の「原発をなくすのは不可能。電力が足りない。経済的にやっていけない」という意見も、本当にそうなのか?と。

そして、原発推進派からよく言われる「原発はコストを低く抑えられる」との意見。

だけど、使用済み核燃料棒の処理の件、そして、大事故がおきれば、「コストが安い」などとは言ってられない。今回の原発事故による賠償、補償額はどれほどのものになるのだろう。損害は計り知れない。

「だから大事故を起こさないように、安全性を高めるのだ」と言うのだろうが、4月7日の余震で福島ではなくほかの地域の2箇所の原発の電源が故障したのだから、どこまで安全性とやらを高めることができるのか、とも思う。

○以下、毎日JPより転載、抜粋
ーーーーーーーーーーーーー
◇電源トラブル拡大

 東北電力東通(ひがしどおり)原発(青森県)は、7日午後11時32分の余震発生直後、県内の広範囲にわたる停電の影響などで、2系統あった外部からの送電が止まった。直後に非常用ディーゼル発電機1台が起動し、使用済み核燃料プールの冷却は維持された。8日午前3時半には、外部電源1系統が復旧した。定期点検中で運転しておらず、外部に放射性物質は漏えいしていない。

 ところが同午後2時前、運転中の非常用ディーゼル発電機から軽油が漏れ出して故障。全部で3台備えているが、別の2台は検査で使えない。今後、再び地震による停電などで外部電源が遮断されれば、電源車で対応するしかないという。

 東北電力女川原発(宮城県)は余震直後、停電のため3系統ある外部からの送電のうち2系統が止まった。1~3号機は3月11日の震災後、運転していなかった。1系統残ったが、強い揺れで使用済み核燃料プールの計器が誤作動して自動停止し、一時、プールの冷却ができなくなった。結局、機器に損傷はなく、約1時間後、手動で冷却を再開した。

 しかし、原子力安全・保安院によると、女川原発1号機の非常用ディーゼル発電機2台のうち1台が4月1日の点検で故障していたことも判明。不安要因をぬぐい去ることができずにいる。

ーーーーーーーーーーーーー
転載終わり。

さて、ソフトバンクの孫さんもいろいろと発言されているようだ。
http://itlifehack.jp/archives/4444909.html

被曝による影響、健康被害も分からない。
この程度の線量ならば、この程度浴び続けても、食物をして摂取しても大丈夫と言われる一方、本当にそうなのか、との疑問の声もある。
もちろん、「直ちに」に健康を害することはなくても、この先、将来どうなるのかが分からない。

原爆の被爆と原発の被曝は分けて考えないといけないが・・・
原爆の場合・・・同じ場所にいた姉弟が、被爆し、一時脱毛などの症状が見られ、その後は回復したように見えたが、弟は5年後に、姉は20年後に白血病で亡くなったという話を聞いた。被爆当時、弟は5歳、姉は13歳だ。

同じ場所にいて、おそらく同じ線量を浴びたであろう、そして姉弟なので似た体質=「似た遺伝子」であったであろう・・・それでも、15年の時間差が出たのだ。時間差はおそらく、弟はまだ5歳で体も小さかったため、姉は弟よりも体が大きかったためなのでは、と推測してしまう。
放射線の子どもに対する影響は計り知れない。

そして、この姉弟は「直ちに」死ぬことはなかった。弟は5年、姉は20年、生きたのだ。

仮に原発事故で、被曝したとして(とくに、体内に吸い込んだ、摂取したなど内部被曝が怖い)、数年~数十年後に病気になり、死亡したとしても、おそらくそれは「原発の被曝による死亡」とは認められないのかもしれない。

被曝しなくても、体質的にそうなる運命だったのだ、と言われるのかもしれない。
数十年後であれば、それは老化による病気だ、それは被曝のせいではなく、他の生活環境も影響して病気になったのだ、と言われるだろう。

原爆と原発は違うけれど・・・放射線による被害ということで・・・
今現在、原発の被曝による死亡者はいない、と言っているが、何年か後のことは分からない。


そして・・・なんといっても、被害者・犠牲者=死亡者、としか考えていないというのが・・・なんとも・・・

もちろん原発だけが危険なのではないのは承知しつつ、それでも大事故が起きたときの影響力は大規模で、たとえ死亡者が出なかったとしても、原発周囲に住んでいる人々の生活は破壊され、海外の方にも迷惑をかけたり・・・マイナス面は計り知れない。

自動車にしろ、火力発電にしろ、原発にしろ・・・利便性と引き換えに、どの程度のリスクを許容できるのか・・・なのだろう。原発のリスクは計り知れないところもあり、やはり大きすぎる気がする。

ほか、こんな記事も気になった。
○「原発事故の元凶は天下り官僚にあり」
http://socialnews.rakuten.co.jp/link/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85-%E5%85%83%E5%87%B6%E3%81%AF%E5%A4%A9%E4%B8%8B%E3%82%8A%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8A%EF%BC%81
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2342

・・・規制する側が規制される側に取り込まれるシステム・・・規制が機能しない・・・そして、きっと天下りはなくならないのだろう・・・
そのまま、原発を民間企業が管理、運営するとしたら、また同じような事故が起きるかもしれない。


○「原子力安全神話はいかにして作られたか」
http://onigumo.kitaguni.tv/e1790505.html
http://nicoasia.wordpress.com/2011/03/29/%e5%86%85%e6%a9%8b%e5%85%8b%e4%ba%ba%e3%80%8c%e5%8e%9f%e5%ad%90%e5%8a%9b%e5%ae%89%e5%85%a8%e7%a5%9e%e8%a9%b1%e3%81%af%e3%81%84%e3%81%8b%e3%81%ab%e3%81%97%e3%81%a6%e4%bd%9c%e3%82%89%e3%82%8c%e3%81%9f/

・・・たしかに、国民も騙されたと被害者面をしないで、もっと疑うべきだったのかもしれないが・・・でも、素人がどうやって技術的な話を理解したらいいのだろう?
私も安全神話を信じていた・・・
原発反対者は「お前は電気使うな」「経済が成り立たない」「非現実的、理想主義者」と言われていた^^;

「騒ぎすぎだ」と言う人がいるように、まだ被曝による死者は出ていない。(これから先は分からないが)

それでも原発は危険なものであり、安全神話は信用できないのだというのは分かった。

そういえば、大東亜戦争も・・・豊かになるために、中国(満州)に手を出し(侵略し)、アメリカにとやかく言われた時には引くに引けず、そのまま戦争につっぱしってしまったようで・・・情報を持たない無知な国民はメディアに煽られ、「戦争万歳」な雰囲気だったと聞く。
戦況が悪くなり、さすがに「これはおかしい。負けるかも」と気づいたときには、誰も疑問を口にできなくなっていたし、負けたときのことなど考えたくもなかったのかもしれない。あるいは「負けるはずがない」と信じきっていた人も多かったのかもしれない。
そして、最後には核を使われ、多くの犠牲者、被害者を出し、街は破壊されたんだっけ・・・

では、もう一度、ここを紹介。
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html#page17

この事故を教訓に本当に「安全性が高まる」のか?
ま、民間企業が原発をそのまま管理運営し、監視し規制する国側から天下り官僚を受け入れている限り、原発は大変危険だ。これだけは素人ながらに思う。
以下、「今日のつぶやき」での原発関連記事を、こちらに移しました。
ーーーーーーーーーーーーー
4月7日その3
http://news.biglobe.ne.jp/trend/0407/mai_110407_1747062823.html
今後も原発事業を続けるのだそうだ。
日立製作所社長の発言より、以下抜粋。

「原発の製造者責任については「国の基準にのっとって設計しており、責任を問われる立場ではないと思っている」と強調。「安全な状態にするため真剣に取り組んでいる」と話した。また原子力事業の今後については、「国内で稼働している原発がすべて止まれば計画停電が全国に広がる可能性もあり、エネルギー政策上、原発を一切使わないことはあり得ない」と説明。「安全性を高め、住民のご理解を得られるよう努力しながら、原子力事業は今後も継続させていく」と述べた。


4月7日その2
以前の記事で、福島第一の5号基6号基が稼動可能であれば(土壌を放射線汚染され、長期間、住民はもう住めないだろうということで)、電力不足を補うため期間限定で稼動に賛成と書いてしまったが・・・

ま、福島第一原発事故は東電による人災だったのだな、と改めて思った。

「古い設計を見直さなかった福島第一原発」(朝日新聞)より転載。
ーーーーーーーーーーーーー
「福島第一原発は、 他の原発と比べても 極端に津波に弱いんです」
原子力安全委員の一人は そう指摘しました。

福島第一原発では、 非常用ディーゼル発電機が タービン建屋内に設置され、海水ポンプ (冷却用の海水をくみ出すもの) も むきだし状態で置かれています。
一方 第二原発は、 非常用発電機は 機密性の高い原子炉建屋に 設置され、海水ポンプも建屋に覆われています。

その結果、 第一では発電機もポンプも ほぼ使用不能になったのに対し、第二では機能が維持されたのです。
第一原発は 国内では最も古い部類で、 60~70年代に建設され、70~80年代に 耐震性が強化されましたが、発電機の設置場所や ポンプの建屋は 検討されませんでした。
移設をすると 大規模な工事になってしまい、多額の費用が かかってしまうからだったといいます。
そもそも 第一原発の原子炉の設計図は、 当時アメリカから まるまる買っただけで、設計図通りに作ることが当時の命題でした。試行錯誤しながら学ぶ 練習コースのようなもので、日本には 改良する技術の蓄積がありませんでした。

しかしアメリカは 地震や津波への警戒が少なく、スリーマイル以前の 古い設計思想で作られていました。
その後 第二原発は、 経験を積みながら 改良されていきましたが、第一原発にその安全思想は 還元されなかったのです。

想定以上の津波の危険性は 元より指摘されており、防波堤を高くすることは 東電内部でも言われていました。
ところが東電幹部は、「後から高くすると、 当初の津波対策は甘かった と指摘されてしまう。それを避けたかった」 と言うのです。
安全が大切なのか、 自分の面子が大事なのか、 全くもって話になりません。設計思想を 根本的に変える必要があります。


転載終わり。
ーーーーーーーーーーーーー
以下、読売より転載。

東京電力福島第一原子力発電所2、3号機で使われている型の原発は、電源が全て失われて原子炉を冷却できない状態が約3時間半続くと、原子炉圧力容器が破損するという研究報告を、原子力安全基盤機構が昨年10月にまとめていたことがわかった。
東電は報告書の内容を知りながら、電源喪失対策を検討していなかったことを認めている。


転載終わり。
ーーーーーーーーーーーーー
4月7日その1
とりあえず気になった記事
http://www.wa-dan.com/article/2011/03/post-84.php

http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2008/06/post_5268.html
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2010/08/post-268b.html

ーーーーーーーーーーーーー
4月6日
地震直後のときは、それはもう水が使えるだけで、ガスが使えるだけで、電気が使えるだけで「ありがたい」と心の底から思えた。
湯が沸かせる、トイレが使える、シャワーが浴びれる、食事ができる、テレビが見られる、PCができる、などなど、日常の生活ができることにいちいち感謝の気持ちがもてたが、やっぱりそれらは「ごく当たり前のこと」として段々と感謝の気持ちが薄れ、ちょっと前まではとても気になっていた「原発のニュース」も、今では「またか」と慣れっこになり・・・放射線も気にならなくなり(怖がって、野菜や魚を食べず、栄養バランスが偏ることの害のほうが大きいのでは、と思う)・・・でも、そうしていられるのは、現場でがんばって過酷な仕事をしてくれている、責任をもって食い止めようとしてくれている作業員の方たちのおかげなのだな・・・

それでも、「きっこのブログ」を読むと、私は平和ボケしているのか?安全だというメディアの情報を鵜呑みにしているのか?とも思うが・・・(だって原発の安全神話はウソだったのに、結局、メディアの「今の放射線量は安全である」という言葉を信用しているってことなのだな)

ま、ガンで苦しんで死ぬのはイヤだが、緩和ケアをしてくれるのであれば、自分はもういいや、とも諦念のようなものもあるかもしれない。

自分にできることは・・・食べ物はできるだけ東北のものを買おうと思う。いや、生活費=食費くらいにしかお金使わないから。(不景気でますます収入は落ち込むので、やっぱり消費は控えねばならぬのだ)

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4月4日その2
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110404-OYT1T00603.htm?__from=mixi
東電だけでなく、政府もいろいろと隠していそうだ・・・

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110404-OYT1T00550.htm?from=y10
「第一30キロ地点で年間許容量10倍の放射線」

仮にこの地点に11日間、立ち続けていた場合、年間に自然界や医療行為以外で人が浴びてよいとされる許容量1ミリ・シーベルトの約10倍を浴びることになる計算ということで、きっと原発推進派は「たいした問題ではない」というのだろう・・・積もり積もると健康への影響はどうなるのだろう。いや、きっと大した影響はない、と言うのだろう。

ーーーーーーーーーーーーーー
4月4日その1
ホリエモン「国益とか言ってる奴のほとんどは税金払ってない」 と発言していたけど(すみません^^;)
「原発反対とは言ってるヤツのほとんどは税金払ってない」と言われそうだ。
そういえば、たしかに原発推進派は「稼ぐ人」「高収入」「お金持ち」が多そうだ・・・というか、お金儲けするには、やはり節電なんかしていられないだろうし、経済成長を最優先する考えをするのだろう・・・


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