女の年齢と男の年収

前の方の記事で、西原さんの「専業主婦批判」についていろいろ書いてきたが・・・
※「西原理恵子VS専業主婦その１」http://kayashi.blog.so-net.ne.jp/2010-04-26、「西原理恵子VS専業主婦その２」http://kayashi.blog.so-net.ne.jp/2010-05-01

西原さんの発言には、専業主婦をひとくくりにして、配慮の足りない言葉があるものの、おそらく「専業主婦にあこがれ、結婚相手の男性に高収入を希望する若い女の子たち」に「てめえで稼げ」と渇を入れるために言っているのだろうと個人的には思っている・・・

「男に金を出させて当然」という女子も、年齢が上がっていけば、男性がお金を出してくれる可能性はだんだん低くなっていくかもしれず、歳をとるのが憂鬱になるかもしれない・・・なので、憎まれ役を買ってまで、そういった女子に対し、西原さんは説教をしたのかもしれない。

ということで、「男性に高い年収を求める女性の価値」について・・・こんなおもしろい記事を見つけた。
http://asaippoi.exblog.jp/11659258/
http://kkt.prototype-xxx.com/2009/03/150.html

女性が１つ歳をとると、男性にとっての年収５０万円分の価値だけ下がるんだとか。

女の年齢　　男の年収
１６歳　　１２００万円　　
１８歳　　１１００万円　　
２０歳　　１０００万円　　
２２歳　　　９００万円　　　　
２４歳　　　８００万円　　　　
２６歳　　　７００万円　　　　
２８歳　　　６００万円　　　　　
３０歳　　　５００万円　　　　
３２歳　　　４００万円　　　　
３４歳　　　３００万円　　　　
３６歳　　　２００万円　　　　
３８歳　　　１００万円　　　　
４０歳　　　　　０万円　　

この表を作った人も「男性に高収入を求めるんなら、てめえの年齢を自覚しろ」ってことを言いたいのだろう。
http://asaippoi.exblog.jp/11672978/にも書いてあるように、女性側に「男性に対し、分不相応な高望みしているのに気づかぬのか？」ということが言いたいがための「表」なのは分かっているのだが・・・
あえて、そのことは置いておいて、語ってみよう。（私だって、人をすぐに見下す「何様？」って感じのタカビー女は苦手です）

この表をみれば、１６歳ならば年収１２００万の価値があるということで・・・つまり高収入の男性を狙いたいのならば、中学卒業したら婚活に励まねばなりませんね・・・まあ、中学卒業したて女の子と結婚したい年収１２００万円の男性は、まずはいないだろうが・・・（爆）

まあ、昔から女性は年齢とともに価値が落ちていくと言われていたけど・・・女性にとっては耳の痛い話だ。

「女子の年齢」に対するのは「男性の年収」ということで、おそらく「女性の年齢＝女性の価値、お値段」と言いたいための表なのだろう。
もちろん、男性も「稼げる年収」だけで価値が決まるものではないが、女性が男性の収入を重く見て、結婚相手の価値をはかるのならば、男性も女性に対し年齢で価値をはかりますよ、ということで「お互い様だ」と言いたいのだろう。

この表でいえば、４０歳＝０ということで、価値なしということで、どうやら女性は４０歳で終わり、のようです。・・・これも、たぶん世間の本音かもしれません。
もちろん「年齢など気にしない」と言う人もいるかもしれないし、それに、専業主夫を求める仕事バリバリの稼ぐ女性なら、男性の年収０でもかまわないだろう。

女性を年齢で価値をはからないでほしいというならば、男性も年収で価値をはからないでほしい、と言うだろう。

ま、とにかく、こういった世間の「価値観表」を見ると、女性も「稼いだほうがいい」かもしれない。
そういうことでも、言い方に配慮がなかったものの、西原理恵子さんの言いたいことには納得する。

歳をとっても自信家の女はいるが・・・この表にもあるように、おそらく「年齢とともに女の価値は落ちる」という世間の本音は痛いほど自覚しているだろう＾＾；

人生半ばで価値がゼロになるのを自覚して生きろ、というのは、悲スイー（爆）
でも、世間様の価値観と闘うよりも、「負け犬の遠吠え」で教わったように、世間の価値観に合わせるふりをして、表面上は「歳とってます。人生終わってます。価値ゼロです。生きていてごめんなさい」ということにしておいたほうが疲れないかもしれない。

まあ、男性だって、女性ほどではないけど、歳とれば市場価値というものが落ちていくようだし・・・いやいや、自分の価値が落ちていくわけだから、将来はとことん暗いですね＾＾；

年齢とともに価値が落ちていくことを、世間様から暗にほのめかされている日本・・・
前の記事で日本の「幸福度」http://kayashi.blog.so-net.ne.jp/2010-04-28をネタにしたが、日本のこういった価値観が、欧州諸国よりも幸福度が下になった理由のひとつかもしれないね。
欧州のことは知らないが、日本ほど年齢を気にしないでいられる社会というイメージがする。

ちなみに・・・
結婚相手に対し、男性も女性も昔ほどには妥協しないんじゃないだろうか。とくに２０代３０代は体力もあるし気力もあるので、やりたいことも多く、よほど好きな相手でないと、自由が束縛される結婚になかなか踏み切れず・・・けど、そうそう「よほど好きな相手」というのは、なかなかいないんじゃないだろうか。世間もおすすめする「恋愛」によって結ばれたいのならば、妥協などそう簡単にできないだろう。
かえって、条件のみで結婚しようという人のほうが、お互い、その条件さえ合えばいいのだから、結婚できるのかも？

ところで・・・２９年連続で子供が減少、と世間様が騒いでいる。

年々進む少子化を止めるにはどうしたらいいのか、ということでテレビのコメンテーターが議論していたことで気になったのが・・・「結婚した女性が子供を産む出生率は２人で、これはずっと横ばいで変化ない。出生率が落ちているのは、結婚しない女性が増えたからである。少子化対策は結婚しない、できない人たちに目を向けるべきだ」というようなことを言っていた。

なんだか怖いね。
世間様から目を向けられたら、またどんなケチをつけられるか・・・

「負け組、不幸、孤独死、将来お先真っ暗」という言葉を並べられても、なかなか結婚する人が増えないので、さらなるプレッシャーをかけてくるかも。どんな手を使ってくるのか・・・

まあ、とにかく、勝ち組の人たちや自信のあるカツマーたちや、勝間和代さんや西原理恵子さんのようなスーパーサイヤ人並みのパワーのある人がたくさん産めばいいと思うよ♪その子供はきっといいDNAもお持ちだろう。（皮肉ではなく、どう思っている。スーパーサイヤ人のような強い子孫を残して、世界に負けないように日本を盛り立ててほしい＾＾）

西原理恵子さんが専業主婦批判しているけど、稼がなくたって、子供産んで育てているだけで充分立派だと思う。皆が、スーパーサイヤ人にはなれないのだ。
（関連記事はこちら→「西原理恵子VS専業主婦その１」http://kayashi.blog.so-net.ne.jp/2010-04-26、「西原理恵子VS専業主婦その２」http://kayashi.blog.so-net.ne.jp/2010-05-01）、