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子どもがネック(子どもの騒音問題、ベビーシッター預け問題、離婚問題など) [人生・生き方・生活・人間関係]

http://www.asahi.com/articles/ASH3W76FKH3WUTIL04M.html?ref=mixiより

一部転載。

4月の入園募集を始めていた東京都内の認可保育園が、開園を延期していたことがわかった。子どもの声による騒音などを心配した住民から反対運動が起きたのが原因。

転載終わり。

近隣住民にも「静かさを求める権利」がある。
この静かな環境が気に入り、ここに暮らしている人もいるだろう。
子どもの声は、うるさく感じる人にはうるさい。
しかも、保育園ができれば、ずっとずっと10年も20年も『その音』は続く。
「一日中うるさいわけではない。夜は静かなはず」と言う人もいるだろうけど、昼間の静けさを求める人もいるだろう。

が、働くお母さんにとっては保育園は必須。
働くお母さんの権利VS保育園開演に反対の近隣住民の権利

権利と権利のぶつかり合い。
どちらの権利が優先されるべきか、ということになる。

左派の意見を聞いてみたい。

ちなみに右派は、おそらく「個人の権利より公共の福祉が優先する」と考えがちな人は「保育園は必須。近隣住民はわがまま」「女性も働き、日本の経済を活性化させよう」と思う人もいれば・・・
「母親は自分の手で子どもを育てるべき」と古い考えの人もいて、「従って保育園など必要ない」と思う人もいるのだろうか・・・
両方いるような気がする。

まあ、保育園を「公共の福祉」とみるのか、それとも「働くお母さんのための個人的な権利」とみるのかでも、違ってくるのかな?

「個人の権利を大切にする左派」は、近隣住民の権利を優先するのかな?
しかし「子どもを預けて働く女性の権利」ということでは、近隣住民より女性の権利が先に立つのかな?

弱者の権利が優先されるとしたら・・・
近隣住民はお年寄りも多い。
お年寄りと女性、どちらが弱者かな。

『子どもがうるさい』といえば、漫画家の坂本未明さんの「飛行機内で、泣きわめく赤ちゃんに切れて、大騒ぎした事件」を思い出す。

ま、たしかに赤ちゃんの甲高い鳴き声、ものすごく耳に障ることがある。
私もちょっとびっくりし、心臓がバクバクしたくらいだ。すぐに離れたけど、逃げ場のない飛行機の中でやられたら、かなりのストレスであるのも確かだ。
もちろん、お母さんはいたたまれないだろう。何とか泣き止んでほしいだろうし、泣き止ませようと努力するだろう。それでも泣き止まないことがある。

あの甲高い声はキツイものがあるかもしれない。

で、坂本未明さんも切れてしまったようだが・・・
産経新聞のインタビュー記事では、坂本さんはその件について「自分は発達障害であり、パニックを起こした」と答えていた。

発達障害のことをもっと知ってほしい、という主旨のインタビュー記事だった。

が、坂本さんに切れられてしまった赤ちゃんのお母さんもいたたまれず、傷ついただろう。
発達障害には発達障害者の事情があり、権利があるだろう。
けどパニック障害者の怒り、暴言を許容しろ、とも言えない。健常者には健常者の権利がある。
このように、子どものことで怒られ、皆の視線が怖くて、外に出られなくなったお母さんもいるかもしれない。

権利と権利のぶつかり合いは、そこいらじゅうにある。

世間様は、若者の初体験年齢を気にするよりも、恋愛しているかどうか気にするよりも、未婚率を気にするよりも、こういったことを気にしたほうがいいかもしれない。

あ、そういえば芸能人の道端アンジェリカさんが「週1回は子どもを預けて、夫婦二人きりでデートしたい」みたいな発言をしたそうで、賛否両論あるみたいだね。
週1回、預けてもらえるところがあるのならいいんじゃないか、と私個人は思う。

ただベビーシッター、信頼できるかなあ?
ちなみに、私は他人の子どもを預かるのは責任重いし、何かあったら大変だから、いくら高額なバイト代を提示されても断るな。
血縁関係があったとしても、たとえば兄弟のお嫁さんの子どもも預かることはできない。何か事故があったら、やはり、そのお嫁さん(義理の姉妹)とは修復不可能となり、憎まれるだろう。

子どもの世話をする責任は重い。
だから週1回、休みたいお母さんの気持ちもよく分かる。

難しい問題だ。
それでも子育てがこれだけ大変であることが、世間で認知されるようになって、昔の女性よりは恵まれているとも言えるかもしれない。
昔は「子育てなんて誰でもやっている簡単な仕事。遊びと同じ。3食昼寝つき」と言われていたのだから。

とは言っても男性も女性もフルタイムで働きながら育児は、なかなか過酷。若い体力のあるうちでないと、とてもとてもできない気がする。

んで、パパも、ママと同じくらい育児しよう(半分半分)、手伝うんじゃなくて「やる」のが当たり前、ということで、・・・結婚はいいけど子どもを持つことに躊躇する男性」も多くなるかもしれない。
ただ躊躇する、ということは、それだけ「子どものこと=家庭生活を真剣に考えている」ということでもあるんだろうけど。
あまり考えない人は、「子どもはママにお任せ。自分は休日にたまに遊んでやるくらいで済ませよう」と思っているかもしれない。

小さい子どもがいると、自分の時間がほぼなくなる・・・これを覚悟しているパパはどれくらいいるだろうか。(ママと同じくらい育児に参加するのであれば、自由時間はかなり制限される)

離婚した徳光正行さんのことが話題になっていたが、子どものことがネックだったらしい。徳光さんは「まだ先」と考え、元奥さんは子どもが欲しかったのだろう。
けど徳光さんは43歳。一般の会社員であれば、子どもはまだ先、と言ってられる年齢ではない気もするが、そこは芸能人だし、石田純一さんのように、60歳からでも大丈夫、と思っているのかもしれないが。
奥さんの年齢を考えれば、そうはいかない。

やはり一人の自由な時間は大事らしく、離婚した今は自由な時間を楽しんでいるという。
再婚は当分したくないんだとか。「歳とった両親のために結婚する」ということなら考えるかもしれないが、「自分のために結婚は考えてない」と発言していた。

(しかし、両親のために結婚するっていう考えも何だかな・・・介護を考えて、ってことか・・・ま、子育てのほか、結婚すれば、自分の両親はもちろん、相手の両親の介護問題というのもついてくるよね)

結婚の際、子どもをどうするのか、持たないのか、いつ持つのか、など、これってかなり重要な問題だから、話し合い、了解した上で話を進めないといけないのかもしれない。

そういえば、知人の離婚した女性も、「恋愛ならいいけど結婚は考えていない、あちらの家族との問題や責任を背負わないといけないから」というようなことを言っていた。

子育てのほか、その後は介護ということで、結婚生活のほとんどは家族の世話で費やされる、という場合もありそう。夫婦でそれらを上手く分担できるのか、やっぱ、そこで不満爆発もあるかもしれない。

仕事を思いっきりやりたい、趣味を楽しみたい、勉強したいなど自分の時間が欲しい、と言う人は、夫婦二人っきりならともかく、そこに子育てや介護がつく場合、自由時間はなくなるので、それらをあきらめることにならざるをえない場合もあり、自分の時間が持ちたい人にとっては、結婚生活はつらいものになるかもしれない。

(昔は女性が背負っていたが、今は男性も分担しようということで、男性がどれくらい我慢できるのか・・・昔でさえ、男性は「結婚は人生の墓場」と言い、自由が制限されることを嘆いていたのに)

体力のある若い時の時間(20代~40代)をどう使うか、何を選んで何を捨てるか・・・だよなあ。


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