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竹島問題と日本の外交、国防(その1) [国家・日本近代歴史・戦争関連]

8月13日
「追記」

テレビでご年配の方が「もっと思いやりを持てれば、戦争にならなかった」と発言していた。

しかし、個人が持つ思いやりと、国益のための外交(それが最終的に戦争になった場合)は全く別問題だろう。(また、そういう「的外れな話」を流すテレビもどうかと思う)

『昔の太平洋戦争時の日本の指導者や軍人が欲張りで他国に対し冷酷非道にも侵略したから、戦争が起きた』というような教育を受けたから・・・そういった考えになってしまうのだろうか。
そして「思いやりの心」で持ってすれば、中国や韓国、北朝鮮に心が通じ、問題解決になる、と思っているのだろうか。

外交はそんな甘いものではないだろう。国家の国益がぶつかる交渉に、「思いやりの心」など必要ない。
相手国に舐められ、守るべき国民を守れなくなってしまう・・・譲歩すれば、相手はもっと要求してくる。譲歩すれば、感謝ではなく、甘く見られ、周辺の国からも甘く見られ、ますます搾取されてしまう。

国の外交は厳しい交渉の場なのだと思う。「思いやり云々」というそのような危機感のない甘い考えでは、日本はつぶれてしまうかもしれない。

これも自虐史観=おかしな「近代の歴史教育」のせいなのだろうか。

もちろん『優しさと思いやりの心』で外交をし、相手国に譲れるだけ譲り、相手国の利益のために、自分たちが搾取され損をして良い、貧しくなってもかまわない、相手国が要求するのであれば、その要求をのみ、国の財産や領土領海を与えてかまわない、という覚悟の上でなら、それはその人の考えということだろう。(左翼の方はそういう考えなのだろうか?)

しかし、日本の拙い外交のせいで、韓国に甘く見られ、日本の領海内である竹島で漁をしていた日本人は韓国側に拿捕され、死者まで出たのである。何も悪いことをしていない国民の命までとられてしまったのだ。
国民の命を守るべき国防はなされなかったに等しい。

これがロシア(当時ソ連)相手ならば、韓国はここまで強硬に出なかっただろう。それ以上の報復が待っていると分かっているから。

【軍事力を発動しないと世界に宣言してしまっている憲法9条の下での『思いやり?』の外交】は、国民の命も守れないかもしれない。『思いやりの外交』は偽善である。

【軍事力の必要性や憲法9条改正を唱え、自虐史観を批判するのは右翼的考えである】というのであれば、右翼的考えのほうが現実的で理にかなっている気がする。

今まで教わってきた近代歴史を、理論派の右翼的考えの方は、きちんとした資料で持って反論し、説得力があるように思った。

左翼的考えは理想ではあるが非現実的で甘いように思う。(もちろん、自分たちの利益を捨て、近隣諸国の要求をかなえ、軍事力は放棄しろという考えであるのならば、立派なこと?だが、私はついていけない)

近隣諸国に軽く見られ、舐められている日本であるが・・・
逆に言えば、日本も、中国や韓国、北朝鮮、ロシアを舐めているのかもしれない。平和憲法を掲げて、軍事力を発動しないと公言し、思いやりの心で、それらの国と渡り合っていけると考えているのであれば。


余談。
ミクシーでも「一般公開」として同様の記事を載せたが、こんなコメントをいただいた。

以下コメント転載。

【竹島なら国内になるので、竹島に砲弾を撃ち込んでも、憲法の改正は必要無いですよね。
憲法を改正しなくて、空母とか核ミサイルを配備してしまえば、再軍備完了になりますがね。笑】

ということで、↑に対する私のレスを編集転載。

【憲法改正は外国に日本の姿勢を示すために行ったほうがいいということです。
「竹島のため」だけではなく、今後の外交のことを考えた上での意見です。
甘く見られないために、姿勢を示すのであって、戦争をしたいから改正しろといっているのではありません。 誤解なきよう。

憲法改正はあくまで外交を有利に進めるために、日本も軍を発動できますよ(=軽く見ないでくださいね)、と諸外国に示すために行ったほうがいい。
・・・憲法改正=即戦争、と思う人がまだまだ多いのかもしれない】


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8月13日
「外交と国防について」

思わずうなった・・・ものすごく勉強になる記事だったのでサイト紹介。
http://ccce.web.fc2.com/a.html

とくに、この言葉に頷かされた。
国防は、国家による国民への最低限の“義務”である。

国防をおろそかにするということは、国民の命と財産をおろそかにする、ということなのかもしれない。
自虐史観によって、日本は国防を考えることでさえ「悪」と思い込み、すぐに戦争に結び付けてしまうらしい。


以下、http://ccce.web.fc2.com/a.htmlより抜粋転載。

中国の外交姿勢を、対日本と対ロシアで比較してみればよくわかる。
実は中国とロシアの間にも、かつて領土問題があったのだが、
日本にはあれだけちょっかいを出す中国が、ロシアが相手の場合には、
驚くほど慎重かつ穏便に処理している。

一般に「核保有国同士は揉めたがらない」というのは知られていることと思うが、
その時に中国が諦めた領土の広さはなんと100万平方キロ。
じつに日本の2.5倍もの広大な領土がロシアのものとして話し合いで確定されたのである。

中国国民は、よく知りもしない外国の首相が海の向こうにある外国の神社に
個人で参拝しただけで、日の丸を引き裂いて燃やし、日本領事館を石を投げ、
日本料理屋を壊して日本車をひっくり返した。
だが、ロシアから領土が還ってこないまま確定されたことをほとんど知らされてないのだ。

つまり中国では反日報道は行うが、反露報道はしていないのだ。
これはロシアは「対等な外交を行うに値する国」とみなされ、
逆に日本は「怒らせても別に問題ない国」だと舐められているからに他ならない。

戦力を行使できない主権国家など、主権の一部が欠けているのだから
舐められるのも無理はないのかもしれない。
外交と軍事は同一線上にあり、どちらが欠けても国として異常なのである。


軍事力を発動できない日本が、相手国に大きな態度をとられる、もう1つの理由。

それは、アメリカや中国、韓国、北朝鮮などは、
戦後の日本人は「先に強気に出たほうが簡単に言うことを聞く」と思っており、
現に、彼らの経験的にもその通りだったからである。


日本との交渉事において多くの場合、相手国側が初めから主導権を握っているのは、
相手国に「日本が怒るわけがない」「日本は怒っても恐くない」と思われているからだ。
普通は交渉相手への要求があまりに高すぎれば“挑発”になるし、
一方的に相手が行動することを要求したりすれば場合によっては怒らせてしまう。
だが、彼らにとっては日本が相手なら「そのリスクはない」と思われている。

日本は今まで「60年以上も昔の戦争の話」を出されるたびに
まるで水戸黄門の印籠をみせられた悪代官のように無条件で土下座するような外交を
延々と続けていたため、中国も韓国も味をしめてしまった。

対日本は、彼らにとっての楽な外交。
金も軍事力も使わずに『歴史問題だけで先進大国を屈服させる』ことができるからだ。


・・・転載抜粋終わり。


では次に、竹島問題について参考になる記事を紹介。
http://ccce.web.fc2.com/t.html

概要。

竹島の問題は、1952年に韓国側が一方的に決めた『李承晩ライン』の歴史から始まる。
当時日本の多くの漁民が罪なくも拿捕され、韓国側の非道な扱いの中で死亡した者も多かった。
韓国により、日本の漁船328隻が拿捕され、44人が死傷、3929人が拿捕・抑留された。

日本政府はなんとか日本人捕虜を取り戻そうと韓国政府の要求・・・「日本人抑留者の返還と引き換えに、常習的犯罪者あるいは重大犯罪者として収監されていた在日韓国・朝鮮人472人を放免し、在留特別許可を与えること」という要求に屈した。


概要終わり。

日本の外交は昔からお粗末だった。テロリストの要求と変わらない韓国、その要求をのんだ。
もし日本に発動できる正規の軍があれば、自虐史観に囚われ、国防を放棄したに等しいことをしていなければ、このようなお粗末な外交をせずにすんだかもしれない。
自虐史観に囚われ、おまけに平和憲法があしかせとなり、自衛隊を発動しづらい無防備な日本は、ただただ外国の言いなりになり、要求をのむしかない。

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※以下、「つぶやきページ」に書いたものを、こちらに移動しました。

8月12日
「ルール破りの韓国」

韓国大統領に続き、オリンピックでも不法に「竹島を韓国の領土だ」と政治的主張をする韓国選手団および応援団。
ついに五輪にも政治的なものを持ち込み、ルール違反しながら、やりたい放題の韓国・・・何も出来ないだろうと日本を軽く見ているということである。
中国や北朝鮮と同様、堂々と不法行為をし、ルールを遵守できない国とはまともな話し合いはできない気がする。
こういった国には「軍事力」を見せつけることでしか、外交=交渉はできないと思う。

今こそ、憲法9条の改正に動くべきかもしれない。
日本の本気度を見せなくてはいけないかもしれない。

言葉で「遺憾の意」を示したところで仕方ない。
日本の軍事力を近隣諸国に見せつけ、なめられないようにするべきかもしれない。
田母神さんの言うこと・・・やっぱり正しかったな・・・

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8月11日
「閣僚は靖国参拝自粛へ?」

韓国大統領が竹島へ上陸した件で・・・韓国内では大統領のパフォーマンスだと冷ややかな目で捉えられているようだ。

しかし日本は断固とした対応をしなければ、この先、中国やロシアにもなめられ、国益を損なうことになるのかもしれない。

すでに竹島は、実質、韓国の支配下にあるようだ。北方領土もロシアの支配下にあり、表ばかりの抗議だけして何もしない日本は、いずれ尖閣諸島も中国にとられるだろう。
どうせ日本は何もできないと、高をくくられ、近隣諸国はさらなる強硬手段に打って、日本の領海領土を侵犯し続けるかもしれない。

それなのに、日本は中国や韓国に遠慮してか、靖国参拝自粛へ動くようだ。

しかし、靖国に合祀されているA級戦犯も、そもそも戦勝国が一方的に裁き、戦勝国の都合で決められたことであり、戦犯の定義も公正さを欠くものである。
その戦犯が合祀されているから、靖国参拝は自粛するべき、というのはおかしい。

※昭和28年8月の「遺族援護法」の一部改正時に、日本においてA級戦犯は存在しないという事になっているらしい。

そもそも、近隣諸国から、とやかく言われる筋合いのものではないだろう。
(もちろん、日本の指導者が判断を誤り、大勢の日本国民が被害を受けたとして、日本国民が当時の指導者が祀られている靖国への参拝に反対するので、その国民感情を慮って自粛するというのであれば分かる。しかし外国が口を出すことではないし、外国の顔色を伺うのもおかしい)

どうして、そこまで弱腰にならなければいけないのか?
やはり憲法9条が足かせになり、自国の「正式な軍」を持っていないためなのか、と思ってしまう。

外交が弱腰になるのは、憲法9条のせいかもしれない。
憲法9条は平和憲法ではなく、国益を損なう憲法になりつつあるのかもしれない。

ロシアや中国、韓国、北朝鮮が強硬的であり、国際法を無視する国々が近隣にある以上、国防に力を注ぐのは当然のことであり、平和ボケしていられないと思う。

性悪説に基づいた社会システムを構築すべきというのは、こういったところにも言えるのかもしれない。
憲法9条は、性善説に基づいた平和ボケ(お人よし)憲法かもしれない。

警察が犯罪者を捕まえ取り締まるように、侵犯してくる他国は、軍が取り締まらなければならないのだろう。
侵犯抑止力として、軍は必要だと、昨今の近隣諸国の様子を見て思う。

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8月10日
「韓国大統領、竹島へ」

北方四島、尖閣諸島、竹島・・・日本の領土や領海が次々他国に奪われるかもしれない。
日本がなめられ、軽く見られている証拠である。

領土や領海が他国に侵された場合、速やかに動ける軍隊を持つべきかもしれない。
今まで憲法9条改正は国益にかなうのかどうか分からなかったが(9条を改正すれば、日本軍がアメリカに利用されそうだから)・・・対中国、韓国、北朝鮮、ロシアのことを考えれば、憲法9条は改正するべきかも、と思った。

市民を守る警察があるように、国を守る軍隊があって当然かもしれない。
警察がなければ、市民の安全が脅かされるのと同じ、軍隊がなければ国の財産と国民の安全が脅かされるのかもしれない。(もちろん、守ってもらうのだから、警察や軍に敬意を持たなくてはならないだろう。それが軍国主義につながり、国家権力の暴走につながるのか?・・・左翼はそれが心配のようだが・・・)

憲法9条をそのままにしておくということは、中国や韓国、ロシアを舐めている、ということかもしれない。それらの国をなめていると、大変なことになるかも、と思ってしまった。

世界の腹黒さ(国益のためならば何でもやる)は太平洋戦争で身に沁みたはずなのに・・・しかし、自虐歴史観により、思考停止に陥っているのかもしれない?

韓国に対しては、毅然とした態度を示さなければ、中国やロシアにもなめられ、日本の領土や領海は次々失うことになるかもしれない、と思った。

終戦記念日も近い。
憲法9条について考えなければいけないのかもしれない。
そして「偏った自虐歴史観を擦りこむ教育」も見直さないといけないかもしれない。(関連記事http://kayashi.blog.so-net.ne.jp/2012-08-09

思えば、日本は昔も今も「かなりのお人よし」かもしれない。
けど「お人よし」では、外側からも内側からも他国にいいように食われる、かもしれない。(というか、在日の生活保護問題など、すでに食われている気もする)


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