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税金・・・ [人生・生き方・生活・人間関係]

・・・これから読んでみたい本↓




・・・で、これらの本について、ほかの人のレビューや感想を読んで・・・

努力しなくても別にいいや・・・と言えるうちは幸せかもしれない・・・と思ってしまった。
そう言っていられる余裕がある、ということで、まだまだ恵まれているのかもしれない。

というわけで、なんだかまた「勝間和代VS香山リカ」の関連ネタになってしまうが・・・まず「努力」について、思うところをつらつらと書き綴ってみよう。
>どこが「税金の話なんだ?」という内容が続くが、最後は「税金の話」につながるので、タイトルは「税金」にした。


では、「努力」について。

私の子供の頃は「結果はどうあれ努力することは尊い。結果よりも過程が大事」という教えで育ったように思う。努力至上主義・・・私の学校だけ特別というわけでなく、どこの学校でもそうだったような気がする。(私は引越しが多かったのでいくつかの学校を経験している)

けど、現実には「まず結果」であり、努力が報われないこともあるわけで、結果が伴わなかった場合、子供は傷つくし・・・ついつい結果を求めるあまり、子供に実力以上の無理な努力を強いてしまい、精神的ダメージを負わせてしまうケースもあっただろう・・・

こうして次第に、努力を押し付けるな、子供に無理をさせるな、押し付けるな、自由に自主性に任せよう、という教育になっていた感じがする。

やがて、社会全体が、ガツガツ努力している人(で、あまり結果が伴ってなかった場合)を嘲笑するような風潮が出てくるようになったり(・・・もちろん、結果が伴っている場合は、人は賞賛し、決して嘲笑しないだろうが・・・)、

「私にはそこまでできないわ」と引かれてしまったりするケースもあったりして(・・・まあ、私も引いてしまうほうだが・・・努力している人から軽蔑されているだろう、と思うから、自分から引いてしまうのである・・・)

昔のように必ずしも「努力=良いこと」ではなくなってきたようにも思う。
「努力信仰」がなくなってきたとも言えるかもしれない。

ま、昔は真面目にコツコツ努力していれば良いとされていた時代であったかもしれない。そうすれば自然に結果は伴うと信じられた時代である。そして「努力」していると充実した人生=価値ある人生を送っている気分になれた。

もち、それは幻想であったかもしれないが。

少なくとも、学生時代は社会の厳しさはあまり見えてなかった。

けど、今は、お前はいらない、市場価値ゼロ、と言われてしまうことを想像できてしまう。

いや、社会人に限らず、学生だって「お前はいらない」扱いされることはあるだろう・・・

まずは恋愛関係。相手に飽きられれば、どう努力しても仕方ない場合もあるだろう。
恋愛ほどシビアではないだろうが、友達からも「いらない扱い」される場合もあるかもしれない。

「いらない」「離れてくれ」とはっきり意思表示されなくとも、フェードアウトしていくケースは、どんな人にもある経験だろう。

まあ、仕方ない・・・と、歳をとると、茶をすすりながら、覚めた遠い目をして達観ぶることもできるが、若いときはそれなりに傷つくこともあるだろう。
けど、自分だってフェードアウトしたことも多々あるわけで、お互い様なのである。

で、社会人になれば、仕事関係からも「いらない」と言われてしまうケースも大いにあるわけで、傷つくと同時に、生活ができなくなる場合が多いので、やはりこれが一番困るだろう。年金をもらっていない限り、茶をすすりながら「ま、仕方ない・・」と達観ぶるわけにもいかない人が大半だろう。

家族からも「いらない扱い」される場合もあるだろうが、これもキツイよのー・・・

けど、真面目にコツコツ努力している人ならば、結果が伴わなくても、家族から見離されることは、そうそうないだろうが・・・

というわけで、日本社会全体で、たとえ莫大なコストがかかっても公平性を保ちながら(←努力したものが報われるように、ということで「公平性」を重視してほしく、それを監督監視する役目が必要だろうから、そういった人件費などでコストがかかるのは仕方ないと思う)、セーフティーネットを充実させてほしいものである。

全てから見離されたけど、国からは見離されなかった・・・ってね。

けど、やっぱりそれには税収が必要なので、消費税が高くなっても仕方ないかな、とは思っている。
もちろん、その前にいろいろな無駄をなくす、っていうのは当然のことだけど・・・

それと年金も一本化し、生活最低費用として、「生活保護費」よりも同等もしくはそれ以上の額を受給させる代わりに、税金として強制徴収したほうが国民年金未納問題もなくなるし、シンプルな仕組みのほうが、それを管理するお役人の数も少なくて済み、無駄をなくすことにつながるのでは、と思う。

まあ、今の制度からどのように移行していくのか難しいけれど・・・
国民年金を納めずに、貯金も使いきり、最後は国民年金よりずっと割が良く優遇された「生活保護」に頼るほうが得なので、強制徴収しない限り(今の制度では、納めなくて済んでしまうのだ)、あえて払わない人も出てくるだろう・・・

そして、個人的な話になるが、私が数ヶ月前に払ったはずの国民年金が「年金定期便」で未納扱いとなっていることが分かり、修正書類を提出したが、まさか未だにこんなミスをしているとは、かなり驚いた・・・
私は確定申告をしているため、年金などの領収書は全てとっておいてあるので、納めた証明は簡単にできるからいいが、普通の人は、そういった領収書をいちいちとっておかないだろう・・・
けれど、もし、年金を税金として納めていることになれば、こういったミスもなくなるのである。

おっと、話を元に戻そう。

高い税金をとられるのは仕方ないとしても、消費税ではなく、企業やお金持ちからたくさん税金をとれ、という意見もあるだろう。
が、あまりにそれが過ぎると、稼げる企業やお金持ちが税率の低い海外へ逃げていってしまうので、やっぱ消費税を上げるしかないのでは、と個人的に思う。

そうそう、稼げる人が海外に逃げた話で思い出すのは、「ハリーポッター」の翻訳者の納税問題・・・生活拠点をスイスに移し(・・・つまり所得税や住民税など日本に払わない)、けど、日本にやってきては、日本に長く滞在するので、日本の国税局から「税を払うように」と言われ、争っていたっけ・・・
>参考になるサイト→http://gijutsu.exblog.jp/4038768

いや、日本人相手に商売し、日本で稼いでいるのだから、日本国に税金払え、と個人的に思うが・・・「ハリーポッター」は終わり、これから「ハリーポッター」ほどの稼ぎがなくなったとしても、もちろん日本に帰ってこないでそのままスイスに永住するのだろう・・・と信じている。ま、とにかく、お金をたくさん稼ぐ人や企業が日本から逃げていってしまうのは、日本国にとっても損失である・・・

けど、国を動かすトップたちが、脱税まがいのことをやっている(・・・というか、脱税だよなー)・・・しかも、一般庶民には到底手が届かない巨額・・・なので、お金持ちが海外へ逃げていってしまうのも、節税(または脱税)するのも、仕方ないかもしれない。

確定申告の時期が近づいてきたが・・・ま、節税に励むとしよう。
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