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朝日新聞、ボコハラムの自爆女児と特攻隊を同一視 [社会・ニュース]

今現在、私は朝日新聞をとっていないので、知らなかったが

1月13日朝日新聞夕刊「素粒子」にて…【少女に爆発物巻きつけて自爆を強いる過激派の卑劣。70年前、特攻という人間爆弾に称賛を送った国があった】という記述があったという。

やれやれ、また朝日新聞か・・・

まず70年前、人権と言う概念もなく、植民地支配が当たり前の時代だった。
昔のことをあげつらえば、そりゃあ、野蛮なことだらけだっただろう。これは何も日本だけの話ではない。

もっと歴史をさかのぼれば、さらに野蛮だっただろう・・・今のイスラム国やボコハラムなどイスラム過激派が仕出かしているようなことは、世界のあちこちで行われていただろう。

で、朝日新聞は「素粒子」で何が言いたかったのだろう。

70年前は日本も野蛮なことをしていたのだから、イスラム国やボコハラムなど「ならずもの集団」といっていいイスラム過激派がやっていることを批判する資格がない、と言いたいのだろうか。

あるいは、イスラム国やボコハラムがやっていることを「仕方がない」と?

なんだか左派の考えが恐ろしくなった。

ただ、「仕方ない」と言うのも、ある意味、真実だろう。
悪どいことをやらかすのも仕方ない、人間だもの・・・
昔のことまであげつらうのであれば、みんな貧しく、野蛮で悪どいことをした・・・

さて、そこからだ。
左派は「イスラム過激派が野蛮なことをするのも仕方ない、日本は批判する資格はない。日本だって昔は悪だったのだから」とし、それは「黙って受け入れろ」と言っているように聞こえる。

もちろん、朝日新聞は単に「70年前、日本もボコハラムと同じことやったのです」と主張し、「日本は極悪だった」としたいだけなのだろう。

いや、けど、昔を含めるならば、今現在の価値観でいう「悪」を行ったのは、「日本だけ」ではなく「世界も行っていた」のである。
つまり「人間は悪を行う」ということだ。

ここで性悪説が成り立つ。
「性悪説」と言うより、自分の利益のために戦う生き物、そのために他者を犠牲にする生き物なのかも。

他者と分かち合いましょう、他者に譲りましょう、という善良な人ももちろんいるだろうけど、そうじゃない人も大勢いるのだろう。

だから、朝日新聞が言うように、「ボコハラムのやっていることは仕方ないのだ。昔は日本もやったのだから」と言うのならば、「それはそうかもね」とは思う。

今現在、野蛮なことをする組織が存在し、仕方ないこととするのだから、左派のように「平和を唱え、自己を反省し、批判する資格はないとし、黙っている」だけでは、「野蛮な人間の世界」ではやっていけない、と私は考えるのだが、なぜか、朝日新聞(左派)はそうは考えない。

そこが私は理解できない。

中立国であるスイスだって、徴兵制があり、軍備にそれなりに力を入れている。
(だから、左派は「スイスを見習おう」とは決して言わない)

ああ、そうそう、こんなの見つけた。以下転載。

【自由と独立は最も尊いものである。これらは断じて与えられるものではない。自由と独立は絶えず守らねばならない権利であり、言葉や抗議だけではけして守り得ないものである。手に武器を持って要求して、はじめて得られるものである。(スイス政府『民間防衛』)】

スイスは現実的だ・・・

けど、日本の左派は現実から目を背けて、正義と善を装う。
なので、不信感を持ってしまう。


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