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平和主義の日本の異常さ [国家・日本近代歴史・戦争関連]

まずは池田信夫氏のブログ記事の紹介。

「日韓通貨スワップを廃棄せよ」http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51805100.html

・・・スワップはやっぱり日本のメリットはあまりないようだ・・・韓国側がよほどの譲歩(不法占拠している竹島を返すこと。従軍慰安婦は捏造だと認めること)をしない限り、凍結のままで。もう今後、弱腰外交をしないで欲しい。


「遅れてきた帝国主義」http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51803182.html

・・・↑福島瑞穂氏が「従軍慰安婦問題」で行ったこと、日本が朝鮮の植民地支配に至った理由、経済的収支はマイナスであったことなどが書いてあって、参考になった。


「文明と戦争」http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51805308.html

・・・「確実に復讐することが(平和)を維持する必要条件である」に、なるほどと思った。外交に制裁、報復は必要なのだ。従軍慰安婦問題はでっちあげだったにも関わらず、韓国はうまく利用し、国際社会に広まってしまい、日本は批判され・・・「国際的な情報戦で日本が韓国に負け続けてきた一つの原因は、その平和主義にある」という指摘にも頷かせられる。

また池田氏のツイッターには【20世紀後半は歴史上、殺人率最小の「長い平和」。その原因は核兵器】とあり、核が平和を齎しているという現実・・・きれいごとでは世の中、まわっていかないのだな、と改めて思った。日本は「きれいごと」を捨てなくては、この世界ではやっていけないかもしれない。(核がなくても、今までやっていけていたじゃないか、というのはまやかし。アメリカの核傘下に入っているのだから)

他のところのサイトだが「朝日新聞と慰安婦問題」についての記事も紹介しておこう。
「朝日新聞が日韓関係を壊した」http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35903

ということで改めて、朝日新聞と福島瑞穂議員は従軍慰安婦について、きちんと説明し、国際社会の誤解を解いてこそ、責任を果たしたと言えるのかもしれない。


さてさて・・・
教科書にも載っていた南京大虐殺・・・

よく考えたら、犠牲者数も、そして証拠写真もおかしいのに・・・(今では撤去したらしいが、「夏服半そで姿の日本兵が中国人を虐殺している写真」が証拠として南京事件展示館に飾られていたそうだ。事件は真冬に起きたというのに・・・)
なぜ誰も気がつかなかったのか・・・思考停止状態に陥ると、全く見えなくなるのか・・・
日本人のほとんど誰もが、この矛盾に気がつかなかった?・・・

いや、気がついても、声を大にして、おかしいと言えなかった?・・・そういう声を上げたら、何か圧力があった?だとしたら、なぜなのか?と思ってしまった。

中国への配慮?でも、いくら配慮とはいえ、自国の歴史を悪く捏造されたものを認めるか?
でも、今現在でさえ・・・たとえば名古屋の市長が「南京大虐殺はなかった」と公に発言したら、かなり批判されていたっけ。中国を刺激するな、と。

なぜ、自国を悪にでっちあげられたことを、声を大にして訴えることができないのか。
言論の自由があると言いながら、実はそうじゃなかったのかもしれない?

平和憲法を掲げて、軍を発動しません、と世界に告知している国もめずらしいが、自国の歴史を悪に捏造されたのが分かっているのに、声を大にして訴えることが出来ず、捏造された事件が教科書にも載ってしまう国=日本は、かなり異常である。

もちろん、どんなに【捏造だ】と国際社会に訴えても、たとえば、アメリカは原爆投下を正当化したいので、あくまでも「日本軍による南京大虐殺はあった=日本はきわめて悪質だった、だから原爆投下も仕方なかった」ということにしたいだろう。

だからこそ、犠牲者数が、中国は30万と言っているにも関わらず、アメリカは40万ということにしているのかもしれない。

国というのは、国益のためならば平気でウソをつくし、相手を騙し、ずる賢く立ち振る舞うことは「当然」なのかもしれない。
国益のためなら、何でもやる。それが国民への国の義務なのかもしれない。

アメリカは他国に対し、よほどのことがなければ公には謝らないし、反省もしないし、常に自分を正当化する。

謝罪や反省や贖罪は個人がやるべきことで、国はそういうことはやってはいけないのかもしれない。やる場合は、必ず交換条件をつけ、自国が有利になるようにもっていく。

国レベルでは自国の不利益になるようなことは絶対に認めない。それが国というものなのだろう。

それでも根気よく、従軍慰安婦はなかったことを説明し、南京大虐殺も矛盾点をつけば、個人レベルでは分かってくれるだろう。
原爆投下を正当化したい=過去の日本は悪だったことにしたいアメリカは認めないが、ヨーロッパのほうは分かってくれるかもしれない。

日本も、そういう国々を相手にするからには、これからは「お人よし」と「きれいごと」はやめて、ずる賢くなってほしい。
というか・・・日本は捏造された歴史を受け入れ、反省し、他国に謝罪をする・・・「平和ボケ」「きれいごとが好き」「お人よし」を通り越している異常な自虐国だったのかもしれない。


ところで、国益と言うと・・・

・・・私は韓国時代劇ドラマ「朱蒙」はおもしろかったので、よく見ていたが・・・その主人公の俳優が、竹島へ泳ぎ、愛国心(=韓国の国益のため政治的な活動)を見せていた。

いや、その愛国心は見習いたいと思った。もちろん、こちらは「対韓国」ということで^^

そういえば「朱蒙」では、こんな場面があった。
当時、漢(今の中国)から抑圧されていたプヨの国(朝鮮)は外交にも凌ぎを削っていた。
漢は大国であり、漢の言いなりにならざるを得ない状況においても、プヨの王は「ひとつ譲れば、相手はさらに要求し、こちらはさらに譲ることになり、気がついたときには、何もかもが奪われている」というような意味のことを言い、漢の言いなりになることを良しとしなかった。

また、韓国時代劇「善徳女王」でも、登場人物たちはひたすら「公」のため(国益のため)に生きる。

クーデターを起こした敵でさえ、国益を考え、最後は己の命と引き換えに国益を優先したのだ。

※ちなみに、こんな内容だ↓
クーデターを起こした敵は情勢が不利になり、そのとき国境を守っていた兵たちが助けに来ようとしたが、国境警備が手薄になれば、隣国につけこまれるので、それを断り、国境を守るよう命じ、その援軍を帰してしまった。己の命よりも国益を優先したのだ。もちろん、クーデターは失敗し、その敵は自害することになる。

そんなドラマを韓国人は見ているのだな。

韓流の現代ドラマは全く興味はないが、このように「おもしろい」という評判の時代劇だけ、いくつか見たことがある。
「朱蒙」「デ・ジョヨン」「チャングム」「善徳女王」はおすすめだ。
今はNHKで「イ・サン」をやっている。

「朱蒙」「デ・ジョヨン」「善徳女王」は、主人公らは公を優先して生き、「国のあり方」や「国益」を考えさせられるようにも作られている。隣国との戦争シーンもある。

もちろん、ご都合主義やウソっぽいところも多いが・・・面白かった。

今、韓国ドラマを褒めるとは何事だ、と思う人も多いかもしれないが、面白いものは面白い。
敵国?を褒めることができる言論の自由がある日本は、そういう意味では進んでいる。

いや、つまり、こういった「国益を考えさせるドラマ、【私】よりも【公】に生きることを優先する登場人物たち」があふれている韓国を、甘く見てはいけないとも思った。

日本は愛国心教育を嫌うが、そんなことをしていては、韓国や中国に負けてしまうかもしれない。

そう、言論の自由があるはずの日本で、これだけ「捏造された歴史」が正史とし、教科書にまでのり、政治家が「南京事件も従軍慰安婦も捏造された」と言うと、批判される・・・
これは、かなり異常な状況だ。

韓国や中国は、他国日本に対し、そんな空気を作り上げる力を持っていたのかもしれない。
日本はなぜ、ここまで遠慮するのか・・・いや、遠慮するように仕向けられていたのかもしれない。
(最初は、アメリカの洗脳教育から始まったのだろうが・・・)

ここからは妄想。
左翼という自分たちの味方を巣くわせ(もしや諜報活動というのか?左翼は近隣国の諜報員なのかも・・・ネットでは工作員と呼ぶらしいが)、敵国日本を自虐史観で洗脳し、敵国日本を内側から壊す・・・

いや、敵ながらあっぱれ、と思う。
お人よしな日本は、こういったところは見習ったほうがいいかもしれない。

甘い日本では、諜報活動もやりたい放題だと聞いたことがある。厳しく取り締まる法律がないからだ。
(厳しく取り締まる法律が早くからあれば、北朝鮮の拉致被害者も、もっと少なくすんだかもしれない)

その法律を作ろうとすると、左翼が邪魔をするようである。

左翼からすると、そんな法律は国家権力が暴走し、やがては軍国主義になる危険な法律だということらしいが・・・果たしてそうなのだろうか。

なんだか、日本は左翼に【丸腰】にされているんじゃないだろうか、と最近、思うようになってきた。(いや、左翼の中には韓国や北朝鮮や中国の国益のために活動している諜報員=工作員がいるんじゃないだろうか?という妄想までふくらんでしまう)

もちろん、「右翼(保守派)が煽っているだけ」「もっと冷静になって」「この空気は、戦前の日本が、戦争を始める時の空気に似ている」「危険だ」という人もいるし、それも分かるが・・・

こういった空気を危険視するのであれば、こういう空気になっていることを、韓国や中国に知らせるのも良いのかもしれない。(日本が右翼化したら、困るだろうから)

とにかく、いろんなことを疑わないといけない、と思った。

少なくとも、従軍慰安婦問題と南京事件は捏造であった、ということは国民に大々的にアピール、告知するべきだろう。もちろん教科書に捏造事件をのせるなどとんでもないことだ。
そして、国際社会に訴えかけ続けるしかない。

韓国や中国は反発し、険悪ムードになるだろうが、捏造された歴史まで認めている弱腰では、甘く見られ続けるだろう。

そんなことをしたら経済が停滞する、という意見ももっともかもしれないが・・・日本は、ほかのアジア諸国とつながりを持ち、韓国と中国とは距離を置いたほうがいいのでは、とも思う。
(英語圏でも歴史議論で日本人を攻撃するのは中国や韓国で、助けに入るのはトルコや台湾やマレーシアやインドやバングラディシュとか、らしい)

韓国が実効支配している竹島の資源開発にはアメリカがスポンサーになっているという。
アメリカは日本の味方にはならない。
アメリカは純粋に国益のために動く。(それが本来の国として当然の姿だ)

近隣諸国が伸してきた今、日本は自分で自分を守ることを考えないといけない時代になったようだ。

それにしても・・・福島党首は議員を続けるのであれば、この従軍慰安婦問題について説明するべきだろう。
南京大虐殺の件も、どう考えているのかも知りたい。

それがなければ、ただただ不信感しか持てない。その不信感は左翼系全体へ広がるかも・・・少なくとも、私は左翼系の訴えに対し、疑いの目を向けることになるだろう。

「正義」「人権」「平和」・・・大事なはずだが、左翼がこれらを「胡散臭いもの」にしてしまったかもしれない。


捏造事件なのに日本は国際社会からも批判され、「極度な平和主義」を掲げているばかりに他国から軽く見られ、自分を守ることができない制度を頑なに守っている日本、異常な平和主義のために他国に配慮ばかりして報復もできない日本・・・果たして国益が守れるのだろうか。



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