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自虐史観を見直す(その2、従軍慰安婦問題) [国家・日本近代歴史・戦争関連]

8月17日
訂正。

朝日新聞は「従軍慰安婦問題」について誤認記事を載せたことを、2007年4月1日訂正し、お詫びをしていたそうだ。
その詳細については、こちらにて→http://kayashi.blog.so-net.ne.jp/2012-08-17

下記では「朝日新聞は未だ訂正していない」とし「朝日新聞を信用できない」と書いてしまったことも、訂正しお詫びします。

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8月15日
追記。

朝日新聞側に載っている【従軍慰安婦】記事。
http://webronza.asahi.com/politics/2012040300003.html

この「慰安婦記事」を書いたのは韓国人の朴裕河氏であるが・・・
朴裕河氏について→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%B4%E8%A3%95%E6%B2%B3

朴氏の本も出ている。


↑今まさに注目の「教科書問題、慰安婦問題、竹島(独島)問題、靖国問題」について書かれているようだ。朝日新聞側が起用している朴氏がどのようなことを書いているのかは興味あるが・・・(左翼系がどのように論じているのか・・・右翼系と比べてみたい)

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http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4758.html
いつも参考にしているサイト↑
表現は過激だが、きちんと調べ、資料を提示し、感情的な面もけっこうあるが、よく読めば論理的なところも多々あり・・・もちろんブログ主の主張に100パーセント賛成というわけではないが、耳を傾けようと思わせる説得力がある。

今回は、前半は「南京事件」(南京大虐殺)にも繰り返し触れるが、「従軍慰安婦」について、いろいろ調べてみた。

今では「捏造された」ということが広まりつつあるが、捏造だったことを知らない人もまだまだいる。私もつい最近まで「日本軍のことだから、やっていただろう」と思っていたのだ。

従軍慰安婦(=日本軍が朝鮮人女性を強制連行し、著しい人権侵害を行った)の捏造記事を載せ、未だ公式に「従軍慰安婦記事」が全くのデタラメだったことへの大々的な謝罪と訂正がないらしい朝日新聞(・・・もちろん謝罪したのかしなかったのか分からないような反省の仕方ではなく、大々的にお詫びをしないといけないだろう。国益を損ね、国民をだましたのだから)・・・このような新聞の記事はあまり信用しないことにした。

とくに戦争関連、そして左翼的思想が絡む人権問題や死刑問題など、朝日新聞の言うことに対し、常に疑いの目を向けなければならないだろう。

よって以前、当ブログで、朝日新聞記事を取り上げ「重慶爆撃」の記事を書いたことがあるが、朝日新聞の提示する資料や記事は疑いの目で見なければならなかった、朝日新聞の記事は信用できない可能性が高い、ということをここで付け足しておきたい。

コメント欄にて「朝日新聞は完全に左だ」との指摘を受けたが、全くその通りだったのだ。
朝日新聞は、ただただ過去の日本を攻撃し事実歪曲してでも報じるのが、報道の責務だと思い込んでいるらしい。(朝日新聞OBの発言より。詳細はこのページの下のほうで話題にしました。発言も転載してます)

朝日新聞は中立性がないということで、気をつけていこうと思う。

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では、韓国の話題から。

日本から見れば「韓国の暴走」・・・韓国はひたすら強硬に出て、日本を屈服させることを狙っているのかもしれない(・・・そうすればイ・ミョンバク大統領の支持率は上がるのかもしれない。強硬姿勢で韓国民を引き付けようとしているのだろう)

日本政府は事なかれ主義で、できるだけいざこざは避け、「そんな韓国大統領の事情を察し、さっさと譲歩して、収拾しよう」としているのかもしれない。

(穿った見方をすれば、いざこざは面倒なので、早いところ譲歩し、とりあえず収拾してしまおうという考えなのかもしれない。これは、他殺かもしれないのに、自殺と片付け、面倒なことはなしにする警察・・・あるいは「いじめ」があるのに、いじめはない、ケンカだった、知らなかったとし、隠蔽に走る学校・・・「事なかれ主義」は政府だけではないのかもしれない。

が、そんな日本政府の姿勢は中国やロシア、北朝鮮にも「日本には、ひたすら強硬姿勢を貫けば、譲歩させることが出来る」と宣伝してしまうことになる。

北方領土もロシアが実効支配し、大統領が訪れ、同じように竹島も韓国が実効支配し、大統領が訪れた。中国も尖閣諸島を取るだろう。

そんな近隣諸国の横暴に、危機感を持つ日本国民が増えたのかもしれない。
そんな今、自虐史観は見直されようとしている。

そして、そんな空気を「右翼化している」と危険視する声もある。
たしかに捏造された歴史によって自虐史観を植えつけられたと国民が知れば、その反動は大きいだろう。

その上で、韓国や中国、北朝鮮やロシアの横暴振りを見せ付けられれば、日本は一気に右翼化するかもしれない。

が、それでも根強く「日本は悪」という宣伝は生きているようだ。

「竹島みたいな小さな島、韓国にあげればいいのに」という意見も、たまに目にする。
そして民主党は、韓国への配慮からか(事なかれ主義とも言う)、教科書から「竹島」を削除指示をした。

民主党は「配慮」と言うが、それは譲歩であり、外交的に敗北している、ということだ。
中国やロシア、北朝鮮からも、譲歩を求められるだろう。
日本が失うのは【竹島だけ】に留まらなくなるだろう。
領海は狭められ、まず、最初に犠牲になるのは、漁業をしている人たちだろう。拿捕され、悪ければ命の保障もない。

こういうと、近隣諸国の脅威論を煽っているだけ、右翼の術中にはまっている、近隣諸国が暴挙に出れば国際社会が許すはずがない、と批判する左翼の人もいるが、ほんとうにそうなのだろうか?

左翼こそ、ロシアや中国、韓国、北朝鮮を舐め、国際社会とやらを信じすぎているのではないだろうか、とも思う。
アメリカは国際社会から批判されても、イラク戦争に突っ走った。国際社会に批判されるといっても、すべての国から批判されることは少なく、上手く外交をし、どこかの国の支持を得て、協力させることができる。

アメリカ頼りの日本だが、アメリカも自国の国益にかなわないと判断すれば、日本を見捨てるだろうと思う。
(ちなみに竹島領土問題に対してはアメリカは中立の立場をとっているようだ。http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0905&f=politics_0905_011.shtml・・・アメリカは日本の味方をしてくれないのである)

これまでの教え込まれた自虐史観・・・
なぜ、日本はここまで自虐史観に染まってしまったのか・・・(私も以前はすっかり信じ込んでいた。私の場合は、学校教育で、というよりも、メディアから洗脳されたように思う。南京大虐殺や従軍慰安婦など、メディアからの情報が大きかった。学校教育では教科書にはのっていたが、それほど詳しく習っておらず・・・このへんは社会科歴史を教える教師の裁量が大きいだろう)・・・

【日本は悪かったに違いない・・・】

この空気がずっと一般日本人を支配していたように思う。

だから朝日新聞の「捏造された従軍慰安婦問題」が広がり、ついには政府高官までが認め、謝罪をする、という事態にまで発展してしまったのかもしれない。

「従軍慰安婦問題」・・・朝日新聞が捏造された証言を検証もしないままに広め、河野談話が後押しし、韓国や北朝鮮はそれを利用し、今では、外交カードに使うようになった。韓国はアメリカにも【従軍慰安婦問題】を持ちかけ、アメリカの一部では、日本人が白い目で見られているという。

国連委からも、「従軍慰安婦問題」で日本に公式の謝罪と被害者個人への法的補償措置を求める意見書を公表したという。

自虐史観はここまで国益を損なったのだ。

しかし「自虐史観に染まらなかった一部の人たち」がいろんな資料を持って、この自虐史観の矛盾を説き、やがては、私もこの思考停止から脱することができたような気もする。
今まで教わってきた自虐史観(学校だけではない。ほとんどメディアからだ)・・・南京事件も従軍慰安婦も捏造だったと、今では思う。

もし、この自虐史観に染まらずに、この矛盾を説いていった人たちを【右翼】と呼ぶのであれば、この【右翼の考え方】に耳を傾けたいと思う。


ただ・・・今なお、自虐史観も根強いようだ。

広島市では「はだしのゲン」が平和教材として使われているという。

「はだしのゲン」は、南京事件(三光作戦)で日本軍がいかに残虐非道な行為をしたかが描かれている。しかし、この残虐非道なシーンは「一人一人の中国人を殺している」のだが、数十万単位の人間をそのようにして殺すというのは、現実にありえない。
爆撃でなければ、万単位の人間を殺戮するのは不可能である。
だが、南京城を取り囲んだ日本軍は、市民が逃げ込んだ「安全地区」に爆撃は行っていない。東京裁判での証拠資料もある。
つまり日本軍が残虐非道に一人一人虐殺した、という「証言」しかないのだ。証言はいくらでも捏造できる。東京裁判では偽証罪も問われなかったので証言者はいくらでもウソをつけるのだ。

そして「はだしのゲン」に描かれている「三光作戦」での日本軍が中国人を虐殺しているシーンは、中国人が日本民間人を虐殺した通州事件の【日本人犠牲者の写真】とそっくりで、私は驚愕した。
それが、南京事件などにすりかえられ、日本軍が中国民間人をそのような方法で虐殺した、ということになっている。

そのようなシーンが描かれている「はだしのゲン」が公の教材として未だに使われているのである。使われ方によっては、子どもは自虐史観を教育されてしまうだろう。


では、その南京事件捏造について再度、記しておく。
他サイトにつけられていたコメントより、以下、編集抜粋、転載。

【支那事変の南京戦での、いわゆる「南京大虐殺」と称されているものは、 簡単にいうと、戦争中に日本軍が中国軍の兵士を殺害したり、 戦闘に巻き込まれて犠牲になった南京の民間人もいたという話です。 大虐殺でも事件でもありません。

戦争で敵兵を殺害することは普通のことですし、 民間人が巻き込まれることもあります。

中国兵は何のために便衣(民間服)に着替えたのでしょう?
民間人だと思わせておいて攻撃するためです。

戦闘中に便衣兵なのか民間人なのか、 一人一人判断していくわけにはいきません。
敵が組織的に降伏していない「戦争中」だったのです。

日本軍は、多くの敵兵が侵入している安全区もろとも砲撃しても良かったのですが、それをせず、危険を承知で、便衣兵の摘出作業(兵民分離作業)をおこなったのです。

1937年、南京攻略戦に参加した日本軍、松井司令官の横には、国際法の権威であった斉藤義衛氏が必ずいました。
南京城壁を取り囲んだ日本軍は、攻め込む前に中国側に手紙を渡し、降伏を促しています。

期日までに返事が得られなかったので、残念ながら攻め込む結果になってしまいましたが、それでも南京安全委員会から要請があった避難区と重要歴史物への攻撃は避けました。

下記は、防守都市で無差別攻撃が可能であった安全区に対し、日本軍が砲撃による無差別攻撃を自制した事を証明する重要な文書です。
それは同時に、南京城内で数万人規模の虐殺が行われ得ないことの状況証拠でもあります。
なぜなら、手っ取り早く虐殺するには、一か所に集まっている安全区に砲弾で無差別攻撃を仕掛ければ済むからです。

いわゆる大虐殺をするのなら、便衣兵の摘出(兵民分離作業)をする必要などなかったのです。


●国際委員会の委員長ジョン・H・D・ラーベ氏は、
国際委員会を代表して次のような書簡を日本軍に送りました。

「法廷証」323号=検察番号1744号抜粋で弁護人が朗読。
(極東国際軍事裁判速記録210号)

「拝啓 私どもは貴下の砲兵隊が安全地区を攻撃されなかったという
美挙に対して、また同地区における中国民間人の援護に対する
将来の計画につき、貴下と連絡をとり得るように
なりましたことに対して感謝の意を表するものであります。」

ーーーーーーーーーーーーーーー

転載終わり。

ほか南京事件について書かれた記事
http://www.jiyuushikan.org/tokushu/tokushu4.html

以上、いろいろ調べてみて、私は「南京大虐殺」は日本を悪に仕立て上げるための、でっちあげだと思った。南京大虐殺がそうであれば、日本軍が行ったとされているほかの残虐行為もでっちあげの可能性が高いと判断できるのではないだろうか。

もちろん、一部には冷酷非道な日本兵士はいただろう。残虐な行為もしただろう。
しかし、それは日本兵だけではなく、機銃掃射で日本の子どもをゲーム感覚で狙い撃ちした米兵や、満州で逃げる日本民間人に残虐行為を犯したソ連兵や、通州事件で同じく日本人民間人を残虐に殺戮した中国側の兵もいた。
戦争になれば、日本兵に限らず、残虐非道なことも行われてしまうのだ。


それにしても、今までの自虐史観の根深さを思う。

韓国では毎週のように、「従軍慰安婦、日本への抗議デモ」が行われているという。

また韓国に嫁いだ日本女性でさえ「日本人を代表して謝罪します」とデモをしているらしい。彼女たちは「自分が生きるため」に謝罪せざるを得ないし、おそらく朝日新聞が仕掛けた「捏造記事」を信じてしまっているのだろう。私も信じていたから。証拠がないと言われても、「いや、日本軍はそれくらいの悪いことはやっただろう」と思ってしまっていたのだ。

朝日新聞はどうしてそのような捏造証言=従軍慰安婦=日本軍が朝鮮女性を強制連行し、売春させた、ということを信じてしまったのか。
そのことについて、いろんなサイトが考察している。

いろんな要素があったに違いないが・・・朝日新聞も「日本は悪かったに違いない」と思い込みもあったのかもしれない。そして「自ら、こういった日本にとって悪いことを発表し、反省することは良いこと=人間的に上等である」と思っていたのではないか。過去の過ちを自ら暴き公表し、近隣諸国に謝罪することが良いことで、人間的に素晴らしいことである、と。

今では、韓国がそのことを最大限に利用して、外交を有利に進めようとし、大統領は韓国民の反日感情を煽り、支持率を高めようとしている。
日本の領土である竹島に、大統領が上陸し、韓国の領土であることをアピールし、そして、ついに、天皇に謝罪要求をした。

ソウル新聞によると、李大統領は日王(=天皇)は「ひざまずいて」謝らなければならないという表現を使ったことが分かったが、その後、大統領府が公開した発言録からは抜けていたことが確認された。
李大統領はこれからも日本軍慰安婦など過去の問題についても 断固たるメッセージを伝える可能性が高いと見られる。

そして読売新聞より・・・韓国紙・中央日報は15日、竹島周辺で韓国軍と海洋警察庁が9月初めに実施予定の「独島防衛合同訓練」に海兵隊も参加し、竹島が「仮想敵に占領された状況」を想定して竹島に上陸すると報じた。

同訓練は毎年2回行われているが、海兵隊の参加は異例という。「仮想敵」は日本を想定してようだ。


では従軍慰安婦問題について。

このサイトがうまくまとめられている。
http://ccce.web.fc2.com/ia.html
http://makizushi33.ninja-web.net/

「朝日新聞の従軍慰安婦捏造記事」の詳細については・・・その捏造記事を書いた朝日新聞記者は、韓国人を妻に持ち、その義母が「日本政府に対する訴訟原告団長」だったようだ。義母は後に詐欺罪で逮捕されている。つまり、この朝日新聞記者は中立の立場にいる人間ではなかったらしい。

そのことについて、以下、抜粋編集、転載。
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1991年8月に元慰安婦の金学順が日本政府に対する訴訟の原告として出廷した時、「親に40円で妓生に売られた」と訴状に書いていた。ところが朝日新聞の植村隆は「女子挺身隊の名で戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた朝鮮人従軍慰安婦のうち、一人が名乗り出た」と報じ、これが騒ぎの発端になった。

これは誤報ではなく意図的な捏造である。なぜなら植村記者の「妻は韓国人」で義母が訴訟の原告団長だったので、韓国語の読める植村記者は訴状の内容を知っていたはずだからである。彼はこれが単なる人身売買である事実を知りながら、義母の訴訟を有利にするために「日本軍の強制連行」という話にしたのだ。

そして1992年1月の1面トップ記事で植村記者は「慰安所 軍関与示す資料」と、軍が慰安婦を強制的に集めていたような印象操作を行ない、その直後に訪韓した宮沢首相は韓国の大統領に8回も謝罪した。そして1993年の河野談話で、官房長官が「官憲等が直接これに加担した」とこれを認めるような発言をしたため、「日本政府も認めた」という印象を世界に与えてしまった。

しかし吉見義明氏でさえ認めるように、朝鮮半島で日本軍が慰安婦を強制連行した証拠は一つもない。これは歴史的事実としては決着のついた話だが、韓国では政権が不安定になると「歴史問題」が蒸し返される。

これは「誤報」などではなく、「韓国人を妻に」持ち「義母が訴訟の原告団長」だった植村隆記者の明らかな捏造なのだ

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「従軍慰安婦がなぜ捏造されたか、その検証」についての参考サイト

http://blogs.yahoo.co.jp/success0965/6425534.html

http://news.goo.ne.jp/article/hatake/politics/hatake_kiji2626.html

http://toriton.blog2.fc2.com/blog-entry-1131.html

上記サイトより、朝日新聞で捏造記事を書いた植村記者について。
朝日新聞OBが、このように話しているという。
以下、一部転載

ーーーーーーーーーーーーーーーー
朝日新聞OB・本郷美則氏によると、

朝日社内の守旧左派は、中国・韓国の反日勢力と価値観を共有し、拉致、靖国、歴史、慰安婦などの問題で、事実を曲げてまで日本の過去を糾弾している。
その具体例として以下、従軍慰安婦狩りの記事を挙げている。

本郷氏の発言
『朝日新聞に植村隆という記者がいる。
 その植村記者が本年4月から始まった夕刊の連載「新聞と戦争」の「植民地朝鮮」シリーズを執筆すると知り、私は朝日の姿勢に重大な疑問を抱いた。

 朝日は彼の発した報道の過ちを、15年以上も修正していない。
 彼は91年8月11日の朝日新聞大阪本社版社会面のトップに“ソウル発・植村隆”の署名記事で、“元朝鮮人従軍慰安婦”の生き証人が出現したと、大々的に報じた。

 “先の大戦中に、女子挺身隊の名で戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた朝鮮人従軍慰安婦のうち、1人がソウル市内に生存していることがわかり、韓国挺身隊問題対策協議会が聞き取り調査を始めた”という書き出しである。

 ところが、この記事の核心部分が“不実な情報”で構成され、
 以後の日本の政治・対アジア外交、そして教育までを迷走させる結果になった。
 要するに、記事の背後に報道を私した政治的謀略が潜んでいた。

 植村記事の背景には、83年に、“私の戦争犯罪・朝鮮人強制連行”を出版した元陸軍兵士・吉田清治が書いた“済州島で朝鮮人女性250人を、慰安婦にするため狩り出した”との詐話を鵜呑みにして、朝日が大阪本社を中心に展開した一連の報道があった。

 ところが吉田証言は、植村記事が出る2年前の89年8月、すでに済州新聞の女性記者・許栄善による現地ルポと、韓国郷土史家・金奉玉の追跡調査で、“裏づけのないもの”と否定されてしまった。
 
 そのため朝日としては、何とか吉田告白を裏打ちする生き証人が欲しかった。植村記者は、問題の記事を、“ソウル発"としたが、彼は当時、大阪社会部に属しており、当時ソウルには支局長も支局員も常駐していた。

 なぜ植村記者がこの記事を書いたのか。
 実は彼の妻の母・粱順任は、91年12月、日本を相手に“従軍慰安婦”賠償訴訟を起す韓国の“太平洋戦争犠牲者遺族会”の常任理事。そのため彼は、韓国紙より先に、慰安婦生き証人の出現を報じた。(インサイダー記事だ)

 植村記者の義母らの訴えをきっかけに、
 “韓国人従軍慰安婦問題は、反日攻撃の有力な武器になり、翌92年1月に韓国を訪れた宮沢喜一首相は、激しい反日デモの中で、盧泰大統領に何度も謝罪し、真相究明を約束する。それが問題の河野談話へつながる。

 頼みの綱の吉田清治が、“告白手記はフィクションだった”と認めた後も、朝日は執拗に思い込み報道を続ける。

 その軌跡を追うと、日本の過去への非難攻撃を。朝日は“報道の責務”と信じ込んでいる。事実を捏造歪曲してまで報道している。

 植村記事は、訂正されるべきだった。
 だが朝日は、居直り続けた。

 何より許しがたいのは、身内の政治活動に加担する記事を書いたことだ。
 身内を利する報道は、所属する新聞の信用を根底から損ねる。
 
 朝日は、植村記者だけには、本問題を書かせてはならなかった。』

ーーーーーーーーーーーーーーー
転載終わり。

以前からネットでは、【朝日新聞は完全に左翼系】ということで、記事の内容が偏っているという話を耳にしていたが、私も朝日新聞の記事には気をつけようと思う。

従軍慰安婦問題が捏造問題は、吉田清治の著作本から始まったようだ。
以下、そのことについて「SAPIO」より転載。

ーーーーーーーーーーーーーーー
慰安婦性奴隷説は1983年に吉田清治が『私の戦 争犯罪 朝鮮人強制連行』(三一書房刊)という 本を出して誕生する。吉田は済州島で日本軍人ら を引率し、若い未婚女性や赤ん坊を抱いた母親を 連行し、レイプしたという「体験」を語ったのだ。

だが、『済州新聞』は、現地住民はそのような ことはなかった、吉田は嘘をついていると語って いると1989年8月14日同紙に書いている。

この吉田の証言から8年後、1991年8月11日、朝 日新聞が大誤報をして、第1次慰安婦騒ぎが始まる 。「元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀 重い口開く」 という大見出しを付けた記事は〈日中戦争や第二 次大戦の際、「女子挺身隊」の名で戦場に連行さ れ、日本軍人相手に売春行為を強いられた「朝鮮 人従軍慰安婦」のうち、一人がソウル市内に生存 していることがわかり、「韓国挺身隊問題対策協 議会」が聞き取り作業を始めた〉というリードが 付けられていた。

「『女子挺身隊』の名で戦場に連行され」と書いている点が吉田証言に乗っかった悪意を持つ誤報 だった。なぜなら、名乗りを上げた元慰安婦、金学順さんは「『女子挺身隊』の名で戦場に連行さ れ」てはいないからだ。彼女は貧しさのため母親 に40円でキーセン(妓生。朝鮮半島の芸妓・娼婦 を指す)として売られたと訴状などで明言しているのだ。今現在まで朝日新聞はこの誤報を訂正していない。

1992年1月に訪韓した宮沢首相は盧泰愚大統領 に8回謝った。私は同年2月、外務省北東アジア課の幹部に、首相は権力による強制連行を認め謝罪 したのか、貧困による人身売買の被害に対して謝罪したのかと質問したところ、これから調べるという驚くべき回答を得た。以上のような内容を私は同年4月号の月刊『文藝春秋』に書いた。

私の論稿が出た直後、現代史学者の秦郁彦先生 が吉田証言について現地調査を行ない、先に引用した済州新聞の記事などを発見して吉田証言も嘘であることを暴いた。金学順さん以外の名乗り出た元慰安婦の証言についても、ソウル大学名誉教 授の安秉直先生が学術的な調査を行ない、権力による連行は証明できないという結論を出した。

日本政府は1992年1月以降、過去の公文書を徹底的に調査したが、女子挺身隊制度と慰安婦は全く別物であり、慰安婦を権力によって連行したことを示す文書は1つも出てこなかった。以上のように、第1次論争で実は事実関係については決着がついていた。

※SAPIO2012年8月22・29日号

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同じく「SAPIO」より、韓国の現状、以下転載。

* * *

韓国では今でも、日本統治時代の昔、抗日独立運動など日本の支配に抵抗した経歴のある人を「独立有功者」として顕彰している。これを決めるのは「国家報勲処」という政府機関で、指定された人には国から手当など褒賞があり、亡くなると顔写真付で必ず死亡記事が出る。

ところが近年、戦時中に日本軍相手の慰安婦をしたことがあると、政府に届けている元慰安婦の老女たちも似たような処遇を受けている。政府が生活支援をしているほか、亡くなると必ず顔写真付で経歴を紹介した死亡記事も出る。

死亡記事は政府がやっているのではなく、支援団体からマスコミに連絡が行くからだ。マスコミもそれを受けて律儀に伝える。だから元慰安婦の老女たちは、支援団体とマスコミによって今や「独立有功者」並みになってしまったのだ。

ただ、皮肉に考えれば彼女らだって「独立有功者」かもしれない。慰安婦問題は近年、韓国にとって最大の反日テーマになっているからだ。
「チョンデヒョプ(挺対協=挺身隊問題対策協議会)」を先頭にする支援団体は、彼女らを押し立てた反日運動を内外で展開してきた。1990年代以来、毎週、ソウルの日本大使館前での「水曜デモ」はこの年末で1000回を数えるという。この反日の組織力と執拗さはすごい!

※SAPIO2011年11月16日号

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

転載終わり。

著しく国益を失った「従軍慰安婦捏造問題」・・・
過激な言葉は使いたくないし、この言葉にアレルギーを持っている人もいるだろうけれど・・・「売国奴」と呼ばれても仕方ない人たちがいるようである。
そして、左翼系は信用できない、と思ってしまった。(もちろん、だからといって極右翼も信用しないが)

どっちかというと歴史観や外交、教育は、左翼系に支配されてきた気がする。
それでも「右翼系に惑わされるな。近隣国の脅威を煽っているだけだ」というのは説得力がない。
まずは捏造してきた事実を受け入れ、捏造したことに対する大々的な謝罪と訂正がなければ、信用されないだろう。

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では読売新聞より以下、転載

あれから67年。終戦の日を迎えた。繁栄する日本の礎となった戦没者を追悼する一日である。
ところが、この日に照準を合わせたかのように韓国の李明博大統領が島根県・竹島への訪問を強行して、はばかるところがない。極めて残念だ。

なぜ今、韓国がこうした暴挙に出たのだろうか。
李大統領は、領有権をめぐる日韓対立が続く竹島の支配を誇示するとともに、いわゆる従軍慰安婦問題に言及した。首脳会談で提起したのに日本政府が「誠意を示していない」とも語っている。

◆あおられた反日感情◆

政権末期で求心力を失った李大統領は、「初めて竹島を訪問した国家元首」という“業績”を残そうとしたとの見方が一般的だ。
日本の植民地支配を受けた韓国には根強い「反日感情」がある。そこに訴えた大衆迎合主義(ポピュリズム)とも言えよう。
ロンドン五輪で男子サッカーの3位を決める日韓戦の後、勝利した韓国の一選手が「独島(竹島の韓国側呼称)はわが領土」と書いた紙を掲げる一幕があった。五輪憲章が禁止する、競技会場での政治的活動であるのは明らかだ。

李大統領の行動が、韓国国民のナショナリズムをいたずらにかきたてたのは間違いない。
良好に見える日韓関係も、政治に歴史認識問題が絡むと、一気に崩れる脆弱(ぜいじゃく)さをはらんでいる。歴史認識の違いを乗り越え、建設的な関係を築いていく努力が日韓双方に必要である。

一方、韓国は主要20か国・地域(G20)首脳会議や核安全サミットの主催国ともなった。国連事務総長には韓国人が就任している。サムスンや現代自動車など日本企業に匹敵する世界的な企業も数多く誕生した。
大統領自身、「日本はかつてのような国際的な影響力はない」と述べている。韓国が急速な経済成長を遂げた結果、以前ほど日本との関係を重視しなくなった面にも留意しなければなるまい。

日本は竹島問題を国際司法裁判所に提訴する方針だ。同時に、韓国に対して、不法占拠をこれ以上強化しないよう強く自制を求めるべきである。


◆領土問題に積極姿勢を◆

ロシアとの関係でも、同様の問題が浮上している。
一昨年11月、当時のメドベージェフ露大統領は北方領土の国後島を訪れた。今年7月にも再び首相として国後島を視察している。

ロシア側は先の大戦の結果として北方領土を領有し、しかも独自に開発を進めていることを内外にアピールしたいのだろう。
さらに、極東サハリン州で石油・天然ガス開発は着実に進んでおり、もはや北方領土への日本の支援は必要ない、と日本を牽制(けんせい)する狙いもうかがえる。

実際、択捉島や色丹島では、韓国の企業が開発に参画している。このままでは北方領土の「ロシア化」が進むのは避けられない。

一方で、経済・軍事力で膨張を続ける中国に向き合うためにも、日露関係の強化は欠かせない。
政府は、複眼的な視点に立って北方領土問題解決への戦略を練り直さなければならない。
韓国やロシアの主張する「歴史」が世界に拡散しつつある。日本政府は、もっと危機感を持って対処すべきである。

一昨年、米国ニューヨーク近郊の小さな町の公立図書館に「日本軍に拉致された20万人以上の女性と少女のために」などと記された慰安婦の碑が設置された。
韓国系米国人によって、こうした碑を米国各地に建設する運動が進められている。米国発の対日圧力を強めるのが狙いだろう。

慰安婦問題がここまで広がっている根底には、1993年の河野官房長官談話の存在がある。


◆誤解広める河野談話◆

日本の官憲が組織的、強制的に女性を慰安婦にしたかのような記述があり、誤解を広めることになった。しかし、結局、こうした事実を裏付ける資料的な根拠は見つからなかった。
「日本軍によって拉致され、慰安婦にされた」と米国で喧伝(けんでん)されているが、この談話の存在のため、日本政府が有効な反論ができないことは極めて問題である。

日本政府は、竹島、北方領土、そして慰安婦などの歴史の事実関係を、国内はもとより、広く海外にも説明すべきだ。

終戦を思い起こす8月の機会に、国際社会に日本の立場を積極的に発信し、理解と支持を獲得していくことが大切である。


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