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つぶやき「大津いじめ自殺関連」その2 [学校・教育・いじめ・少年犯罪関連]

7月14日その3
「いじめ対策では、子ども達に因果応報を教えたほうが早いかも」ということで・・・

今回、加害者に対するネットリンチ?は、もちろん問題もあるだろうが、因果応報ということを教えられたのではないだろうか。

悪いことをすればそれなりの報いがある・・・これが世の道理だと、子どもに教えたほうが良いのかもしれない。もちろん、それなりの報い=罰があってこそ、そう教えることが出来る。

とくに少年犯罪の場合、あまりに加害者側の人権に偏りすぎ、【報い=罰】を与えず、その道理を壊してしまった大人たちに責任があるかもしれない。

「デヴィ夫人のブログはじめ加害者少年たちのプライバシーを晒したネットリンチを支持するのか?」というと、心情(感情)としては支持してしまう。

それは今までの「加害者側に偏った人権」に疑問を持っていたからだ。

また、このネットリンチ(加害者たちへの報復)が、今後の「犯罪に近い悪質ないじめに対する抑止力になる可能性」があるのでは、とも思う。
もちろん、いじめはなくならないだろうが、「騒ぎになるのがイヤだから、ここまでにしておこう」「手加減しておこう」という抑止が働くのでは、ということでの抑止力だ。

それによって、新たなる犠牲者を少なくする効果もあったのでは、とも思った。

「抑止力にならない」と言う人もいるかもしれないが・・・(死刑に対する犯罪抑止力の議論と重なるかもしれない)

抑止力になる可能性がほんの少しでもあるのであれば、抑止力はあると言っていいのではないだろうか。(報いとなるような、抑止力になるような罰がないから、ネットで、このような騒ぎになったのだろう)


まずは加害者へ報い=罰を受けさせるのが教育ではと思った。
加害者らへのケアは、それからである。

罰は教育ではない、という意見もあるだろうが・・・それは「きれいごと」かもしれない。
罰のみを与えろと言っているのではなく、まず罰があり、それからケアを行う、ということである。
「きれいごと」では、また犠牲者が増え、救われない被害者が出てくるかもしれない。
だから「人権=きれいごと」ということで、「人権」という言葉に胡散臭さしか感じない人が多いのでは、と思う。


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7月14日その2
「巧妙に仕掛けられた暴力(いじめ)」

朝日新聞夕刊より、大津市立皇子山中学校でのいじめ加害者の巧妙な「いじめぶり」を知り、加害者たちの更生は本腰を入れてやらないと、更生は難しいのではと感じた。

トイレで、加害者が被害者生徒を殴り、その後「やり返さないと、もっとひどいことをしてやる」と脅し、被害者生徒にも手を出させ、【ケンカ】に仕立て上げていたという。
一方的ないじめ(暴行)ではなく、喧嘩両成敗を狙ったのだろう。
そして、酷い暴力をふるっても、「相手も殴ってきたから」という言い訳が成り立つ。

もしも相手を傷つけてしまっても(最悪、殺してしまっても)、ケンカということであれば、被害者の落ち度も問われてしまい、加害者側の罪が軽くなってしまう。

中学生でもそういったワル知恵が働くのである。この加害者は確信犯であり、かなり悪質だと思う。

マスメディアやネットが騒いでいるのを批判する人もいるが、騒いだからこそ、この「いじめ問題」が明るみになったのだろう。騒いでなければ、「いじめはなかった」ということで、加害者生徒も何のお咎めもなく、反省の場が与えられなかっただろう。また新たな犠牲者が出ていたかもしれない。
そして、このいじめの巧妙さから、加害者はまた同じ罪を、いや、もっとエスカレートさせて、重罪を犯していたかもしれない。

ケンカに仕立て上げようとした加害者の悪質さに、改めて驚いた。

教師にはもう手に負えないだろう。
ケンカに仕立て上げられてしまえば、確たる証拠がなければ、いじめ加害者を厳しく叱ることもできない。
生徒を疑うことを「やってはいけないこと」とされている教師にはどうにもならない。
疑うことが仕事の警察に任せたほうが良い、と、このことからも思ってしまった。

そして、また複数の教師も「いじめ」を認識していたらしいし、被害者生徒の自殺後は、おそらく上へ「いじめ」のことを報告していただろう。
が、当初の調査結果では「いじめを認識できなかった」としたのは、上の人間(校長や教育委員会)から、そうするよう命令が下されていた可能性もあるだろう。下の立場の教師を責めるのは酷かもしれない。

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7月14日その1
学校でのいじめ問題では・・・このような親↓がいるので、教師には荷が重く、いじめ問題を解決する力はないかもしれない。
加害者側も、被害者ぶってしまえば、教師は何も言えなくなる。加害者側の親から「うちの子供を責めて、傷ついて、もし自殺したらどう責任取るんですか?」と言われれば、罰するどころか、叱ることもできないだろう。


以下、週刊新潮より一部編集抜粋、転載。

【主犯格とされるAの母親は・・・『うちの子は仲良くプロレスごっこをしていただけなのに、犯人扱いされて学校に行けなくなった。うちの子が自殺したら、ここにいる保護者や
先生の責任ですからね』と興奮した口ぶりでまくし立てていた。
男子生徒の父親にも、『私かて言いたいことはあるんや。いろいろ知っているんやで』
などと半ば脅迫めいた口調で詰め寄っていました。】

転載終わり。

さて、ネットで加害者の情報が晒された件について、このような記事も出たようだ。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120713/dms1207131129013-n1.htmより一部編集抜粋、転載。

【プライバシーが守られないこの状況について、「(ネットユーザーは)初めのうちは義憤であったり正義感などで動いたのだろうが、いつしか情報を暴いて加害者を攻撃することが目的になっている」と指摘。「『こんなむごいことをした奴とその親はどんなツラをしてるんだ』などの好奇心を満たすため、新聞などのメディアなら規制するプライバシーのラインを軽々と踏み越えている」と問題視する。

 元東京地検特捜部副部長で弁護士の若狭勝氏は「匿名を盾にして集団で個人を攻撃するのは非常に危険。いまの状態はネット上のリンチといえる」「個人情報をネットに書き込む危険さは、間違って無関係な人の情報をさらした場合、侮辱罪や名誉毀損に問われる可能性があること。今回のように加害生徒に関係のある人の情報でも、刑事事件は難しくても民事的に損害賠償請求はあり得る」

 いじめで自殺したとみられる男子生徒をきっかけに立ち上がったスレッドが、いまや加害者とみられる生徒やその関係者を集団でいじめている構図。「恐ろしい探偵ごっこだ」と井上氏。
 「このままでは第2、第3の自殺者が出かねない」。若狭氏もこう危ぶんでいる。】


転載終わり。

これは、加害者側の人権のみが守られることに対しての反動。
そして、本当に反省したかどうか分からない加害者の情報を知ることによって、新たな被害を防げるのでは、と言う考えもあるだろう。
加害者が転校すれば、情報を知らない者は警戒することができず、反省していない加害者に暴行を受け、第2第3の被害者が出てしまうかもしれないという考えもあるだろう。

もちろん、加害者の情報が晒されることによって、今度は加害者が疎外され、「いじめ」を受けてしまうかもしれないが、それは因果応報では、という考えもあるだろう。

加害者が反対にいじめにあったり、傷つくからといって「事件をうやむやにし、加害者を守る」というのは間違っているように思う。
加害者に相応の罰がなかったから、ネット上のリンチを受けてしまったのだろう。けど、集団で暴行をした=先にリンチしたのは加害生徒でもあるのだ。

まさに「因果応報」・・・
加害者の人権を守りすぎたがための怒りや違和感、不満が現れたということだろう。

(もちろん、なぜ大津のこの事件の加害者だけがネットリンチという報復を受けたのか?ほかにも重大な犯罪を行った守られすぎた加害少年はたくさんいるだろうに、不公平である・・・とは思うが)


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