SSブログ

南京事件考察と重慶爆撃について(日本軍は悪だったのか?) [国家・日本近代歴史・戦争関連]

追記
2011年2月8日

重慶の空爆について、昨日の朝日新聞(夕刊)では「軍事施設を狙った」との記事だったが、本日8日は「その後は市街中心部を標的にした」と書かれていた。
とすると、やっぱり重慶空襲は、市民虐殺も目的の無差別爆撃だったということで、昨日7日に書いたものを訂正します。

市民虐殺なんて無益なことと思うのだが、もし「市民虐殺も軍にとっての有益な行為」だとするならば・・・アメリカの、日本一般市民を標的とした空襲もあまり責められないかもしれない、と思ってしまった。もちろん、日本の被害者の数は半端ではないけれど。

この重慶空爆について、田母神さんの意見も聞いてみたいとも思った。
一般市民を虐殺してまで空襲せねばならない事情や理由があったのか。
あるいは、この朝日新聞の記事は間違いで、やっぱり市民を虐殺するつもりのない誤爆だったのか。(朝日新聞はどちらかというと左寄りと聞くから)


2011年2月7日

中国に対する日本軍の「国際法」を無視したという残虐行為に・・・南京事件のほか、重慶への空襲のことをよく聞く。
そこで、朝日新聞に「重慶爆撃」の記事があったので、重慶空襲について追記してみる。

どうやら重慶の軍事施設を狙うための空襲だったようだが、その頃の技術では、目標だけを正確に爆撃することは難しく、爆弾が広範囲に飛び散り、一般市民にも相当の被害を与えてしまったようだ。

市民を標的に空襲したのではなく、目標はあくまで軍事施設だったのだ。
それはそうだと思う。一般市民を殺戮しても、当時の日本軍にとって何の利益にもならないからだ。それどころか、利益にもならないそんな無駄なことをするような余裕は当時の日本軍にはなかっただろう。

現代だって、アメリカは誤爆をやらかし、一般市民へ被害を出した。
そして、なんといっても、アメリカは、日本の一般市民を標的にした空襲を行ったのである。

ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
南京事件について。

「田母神フィーバーその2」http://kayashi.blog.so-net.ne.jp/2010-12-18で語ったように・・・田母神さんが【大東亜戦争を「聖戦」】と言うのには共感できず、その内容に胡散臭さを感じたが・・・

田母神さんの著書「田母神塾」にて書かれていた【戦後の日本は情報操作をされ、「いかに日本が悪いことをしたか」を教育された】ということについては、「そうかもしれない」と思った。

そこで「南京大虐殺事件」の関する本を読んでいる。

「田母神塾」にも、こう書かれていた。
以下、抜粋編集。

ーーーーーーーーーーーーー
南京では、中国側に「便衣兵」というゲリラ兵士が、民間人の服装のまま、日本人に攻撃を仕掛けてくるので、間違えて民間人を殺してしまったことはあっても、日本軍が組織的に南京の民間人を虐殺した事実はない。

1938年1月26日から開かれた国際連盟理事会では、中国政府代表は日本を非難するため、「日本人は南京を攻略した際、2万人もの民間人を虐殺した。国際連盟はこれに対し、しかるべき行動をとってほしい」と訴えた。
しかし、証拠が無く、当時のフランスとイギリスはこれをつっぱねた。

東京裁判でも、南京大虐殺を見た人は一人も出廷しておらず、裏づけ証言もない。
それが、今では、中国は「30万人の虐殺があった」と主張している。

ーーーーーーーーーーーー
抜粋終わり。

「日本軍に対し、民間人の格好で中国人兵士が攻撃してきた。そういったゲリラ戦術は国際法違反である」というのは、つい最近聞いていたのだが・・・

民間人を間違えて殺してしまう、ということは、よくあっただろう。ちょっとでも「あやしい」と思ったら、攻撃せざるを得ないだろう。躊躇していれば、こちらがやられるのだから。

そして国際法を違反してきたのは中国ということになる。

また、虐殺数があまりに適当すぎる・・・「2万人」がいつの間にか「30万人」になっている。

けれど、当時の南京にいた民間人は20万人くらいだったとか・・・30万人という数字は一体どこから出てきたのか。

それでは他の本にて・・・
以下「南京事件」より、抜粋編集

ーーーーーーーーーーーー
南京が陥落した後、避難民を管理運営していた15人の外国人による【陥落直後から翌年2月9日までの「日本軍による暴行事件や苦情」の記録】は、殺人は49件であり、しかも中国人の一方的な訴えを書き記しただけものである。

しかし東京裁判では「日本軍が占領してから6週間の間に南京とその周辺で殺された一般人と捕虜の総数は20万人以上」ということになったらしい。

ちなみに、東京裁判では、日本軍の残虐行為に対する告発は、どんなウソであろうと偽証罪が適用されることが一切なかった。
また南京では1万人を超える日本人が滞在していたが、だれも「大虐殺事件など知らない」という。

アメリカにとって、日本を「悪」に仕立てる必要があった。
アメリカは、日本に対し、東京大空襲はじめ各都市への空襲、ヒロシマ、ナガサキへの原爆投下=国際法違反となる民間人に対する大量殺戮、無差別爆撃を批判されないようにしなければならなかった。
南京事件を持ち出すことによって、米軍による原爆投下などの国際法違反行為を相殺しようとした。

ーーーーーーーーーーーーーー
抜粋終わり。

何でもいいから、日本を「悪」にするべく・・・
ドイツのナチによるユダヤ人大虐殺と同じくらいインパクトのある「日本軍による大虐殺事件」が欲しかった、ということなのか・・・?

南京では、中国兵士が民間人の格好で攻撃してきたというから、日本兵は間違えて民間人も殺してしまっただろう。民間人も「攻撃してくる敵」に思えただろう。ほかの都市よりも、多くの民間人の犠牲が出たのかもしれない。
それを利用されてしまったのかもしれない?

そして、南京大虐殺には原因、理由、動機がない、という。
もしも「日本軍が冷酷非道な殺人を好む集団だから」というのが理由であれば、南京だけでなく、いろんな都市で「民間人の大虐殺」が行われていただろう。

でも日本軍が行った「大虐殺」は、南京のみ、ということになっている。

ならば、やはり、大虐殺にいたる原因、動機があるはずである。

が、動機や原因らしいものがなく、とりあえずの説明として「中国軍の抵抗が強固だったので、日本軍は復讐に走った」というらしいのだが・・・かなり「?」である。

日本軍にとって、それ以上に厳しい戦いがほかにもあったが、虐殺事件は南京以外では起きていない。

また、虐殺を命令した命令書も、実行に当たったものも、それを裏付ける史料も、なにひとつ存在していないという。

ということで・・・
「南京大虐殺」は、「でっちあげ」の可能性があるかも、という気もしてくる。
もちろん・・・民間人のふりして襲ってくる中国軍兵士がいたのだから、本当の民間人を大多数殺してしまうこともあっただろう。

ベトナム戦争や、イラク戦争でも民間人が多数、犠牲になっている。

日本軍が南京で「民間人を多数殺戮した」といって非難されるのならば、つい最近まで、それ以上に民間人を殺戮していたアメリカは、どうなのだろう。

しかもアメリカは、日本への空襲や原爆で、誤爆ではなく、あきらかに民間人を標的とした「民間人への大虐殺」を行っている。

なので、アメリカはどうしても「そうされても仕方ない悪いことを日本がした」ということにしたいだろう。

あれだけ日本の民間人を殺戮したアメリカが、日本人に反感を買わずに、日本を統治するのには・・・これまで、いかに日本が酷いことをしていたか、日本がどんなに悪かったかを、日本国民に知らしめればいい。
日本人から愛国心を奪うのが、一番賢いやり方だ。

ーーーーーーーーーーーーーー
南京大虐殺は、たしか私の中学時代の歴史の教科書にも載っていた気がする。
そして「日本(軍)は悪いことをした」という教育を受けた。

だが、それは「日本を悪にしたい」中国やアメリカが仕組んだ「でっちあげ」だったかもしれない?

少なくとも、南京大虐殺は明確な証拠がないようだ・・・
つまり、事実かどうかわからないということである。

日本軍による組織だった「南京市民への大虐殺」はあったのか、なかったのか・・・
何人殺せば「大虐殺」ということになるのか?百の単位か、千の単位か、万の単位か?

ただ、これだけは思った。
今だって、中国の言っていることは信用できない。それは尖閣諸島問題で本当に感じた。

それにしても、「中国側に非があるちゃんとした証拠」がありながら、なんで日本政府は正式に公開しなかったのか、不思議である。
「明確な証拠」があっても、弱腰な日本政府・・・なんだかな~・・・

そして・・・日本の歴史教科書内容に、韓国や中国は干渉してくるが、内政干渉である。
一方、韓国や中国の「反日教育」に対し、日本政府は表立って抗議はしない。

日本が近隣国に対し、弱腰なのは、「日本は昔、悪いことをしてしまった」と思い込んでいる所為もあるかもしれない?

ま、いい機会だから、いろいろとこういった「日本(軍)がやったとされている悪事」を検証してみたほうがいいのかもしれない。

ーーーーーーーーーーーーー
関連記事
「バターン死の行進考察」日本軍は悪だったのか?
http://kayashi.blog.so-net.ne.jp/2011-01-06

ーーーーーーーーーーーーー
参考サイトを紹介します。

「南京事件・・・日中戦争の小さな資料集」
http://www.geocities.jp/yu77799/
nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 4

大村 洋一

朝日新聞は、どちらかというと…ではなくて、
あすこは日本一の左の新聞ですよ。プロパガンダが
凄いもんね。91年以降の朝鮮人を被害者とする
いわゆる従軍慰安婦も朝日の記者がでっち上げて
いたといいます。奴隷娼婦に昭和12年から20年迄
の間にされていたという朝鮮人達というのが定義。
が、この朝日の言う事に怒った人達がその記者を
調べ上げていて、そしたらその人は朝鮮の団体に
便宜を計る人の娘婿だったとか。ウン十年も経って
被害者を名乗り出ていた朝鮮人元慰安婦も、調査
すると8割以上が嘘だったという。
朝日新聞っておかしいですよ。
国際的な問題は特に、日本語で書かれたものだけ
見てもダメ。外国語のも読んでみて下さい。
by 大村 洋一 (2012-05-22 22:21) 

ハヤシ

ご指摘ありがとうございます。
従軍慰安婦問題も、いろいろな意見や考えを聞くと、「これも日本を悪に仕立て上げるため、でちあげの可能性が高いかも」と思うようになりました。
by ハヤシ (2012-05-23 15:21) 

NO NAME

>やっぱり重慶空襲は、市民虐殺も目的の無差別爆撃だったということで、昨日7日に書いたものを訂正します。

市民の殺傷が目的というより、対空砲陣地の制圧のためですね。

「六月上旬頃までの爆撃は、もっぱら飛行場と軍事施設に向けられていたが、重慶市街にも相当数の対空砲台があり、そのため味方の被害も増大する状況となったので、作戦指導部は遂に市街地域の徹底した爆撃を決意した。」(飛行隊指揮官巌谷二三男)
by NO NAME (2014-09-06 06:14) 

NO NAME

一般市民が居る所に軍事施設を作り
施設攻撃時に巻き込まれて人達をもって
市民を目標にした殺戮であると言う
最近ではムスリムでよく耳にする戦略ですね
by NO NAME (2014-10-04 02:31) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

生き方それぞれ生き方さまざま ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。