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オタクと優生思想・相模原障害者殺傷事件 [社会・ニュース]

追記。

ちょっと本題から外れるかもしれないが、橋下徹氏と民進党・有田議員が「差別」についてツイッター上でやり合っていたみたいだな。

https://twitter.com/hashimoto_lo/status/888427979348389889
https://twitter.com/hashimoto_lo/status/888429280929001472
https://twitter.com/hashimoto_lo/status/888406952170070016

リべサヨって自分が差別している自覚はないのか、あるいは自分がする差別は正義だと思っているのか・・・
だからこそ、きれいごとしか言えないのだろうな。有田議員もごまかそうとせずに謝罪すればいいのに、決してしない。これもリべサヨの特徴。

この世は差別にまみれているのは、自覚なき差別をする者や自分のする差別は正しいと思っている者がけっこういるからかもしれない。そして、そういうのに限って、声高に反差別を叫ぶ。

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本文。

相模原の障害者施設・障害者が多数殺傷された事件から1年ということで、メディアが優生思想・差別について取り上げていた。

それについて、別ブログ「これも何かの縁・ハヤシのエッセイ・イラスト・小説物語集」でも触れた。

「障害者差別? 相模原障害者施設襲撃事件」
http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2017-07-17-1

いや、優生思想や蔑視・差別は決してなくならないと思う。
ただ、ヒトラーやこの加害者・植松のように手を下す人間はそういないだろうけれど、心の中では「消えろ、死ね、滅んでほしい」と思っている人、けっこういるのでは。

あの反差別を訴える上野千鶴子氏でさえ「オタクは再生産されずに平和に滅んで行ってほしい=淘汰されていってほしい」と著書で言っているくらいだから。

障害者は生きている価値がないという植松加害者。
オタクは再生産されず滅んで行ってほしいという上野千鶴子氏。

どこが違うんだろう?

植松
「障害者に価値はない」「障害者は社会のお荷物」

上野氏
「オタクは滅んで行ってほしい=オタクに価値はない」
「オタクは性犯罪を犯すかもしれない女性の敵・社会の害悪=社会のお荷物」

同じですよね?
上野氏はオタクに価値がないと思うからこそ・社会の害悪になりそうだからと「滅んで行ってほしい」という言葉が出てきたわけだ。

※もち、植松は殺人という違法行為を犯し、上野氏は単に発言しただけで、その差は天と地であるものの、思想は同じだ。そしてわが国では言論の自由があるのだから、上野氏の発言も「あり」なのだ。

そんな上野千鶴子氏は、同じくヘイトスピーチを許さない・反差別を掲げるリベラルな朝日新聞にも今も持ち上げられている・・・。

朝日新聞も、自分と違う考えの人間に対し『反知性主義』と呼び、「頭の悪い人間」と見下し、下手すりゃ悪者扱いされるわけで・・・。

自分が気に入らない人間、自分が気持ち悪いと思っている人間、社会の害になりそうな人間を、自分の主観でそう思ってしまうのが人間なのかもしれない。

で、差別思想にはまるのも、自分が差別されているからかもしれない。
自分が価値がない人間だと社会や周りの者から烙印を押されているため、自分よりもさらに価値がなさそうな人間を見つけ、「こいつらよりも自分の方がマシ」と思いたいのだ。


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ところで、家計問題を利用した安倍叩き、すさまじいな。
加戸氏の意見や前川氏が「家計ありき」の思い込みをしていたという質疑場面など都合の悪いところはあまり取り上げようとしないし。
国民を煽るマスメディアが一番恐ろしい。ターゲットにした人間を嫌うように仕向けることも未だにできてしまうようだ。


※ハヤシの別ブログより

↓なぜ、これほどまでにオタクは嫌われるのか考察してみた記事
「オタクとサイコパス」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2017-04-02

↓上野千鶴子氏のオタク蔑視・オタク差別的な言動を取り上げた記事。
「オタクは滅んでいってほしい・上野千鶴子のナチス思想」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-12-24

↓ほか、関連記事
「安楽死とオタクヘイト」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2017-04-06

いや、別にいいんですよ。気に入らない人間を蔑視し差別しても。それが人間のサガですから。
ま、オタクを嫌う理由はよく分かるので、オタクな自分も社会のゴミであり、上野千鶴子先生の言う通り、再生産せず、消えていきたいと思っています。


※当ブログより過去関連記事
「介護をする側の本音は?(相模原障害者施設での殺傷事件について)」http://kayashi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-28

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追記。
「これも何かの縁」の前身となった小説の紹介。

※「~縁」のキャラに似た人物が登場。主人公はセイヤとリサ。ほか、ジャン(黒野先輩)や、シーズン3ではミスズ(みすず)も出てきます。つまり「~縁」は、先にあった「プライオリティ」のおまけとして作ったお話でした。

「プライオリティ―謀略戦」 http://ncode.syosetu.com/n3783dy/
IMG_20150112_0001.jpg

『不戦の民』と『戦犯』の子孫と『兄の遺志を継ぐ少女』が工作員らと戦う物語。
謀略策略ありの人間ドラマ。架空世界を舞台にしてますが、現代の日本と変わりない世界観になっています。

 シーズン1は恋愛要素あり。主人公とヒロインの心の物語が中心。敵の正体や思惑も明らかに。
 シーズン2は対工作員・謀略策略戦。狙われる主人公たち。
 シーズン3はテロ戦争・戦闘・銃撃戦。首相も登場。国の存亡をかけた作戦とは。
 シーズン4は国に見放された少年少女工作員との闘い。そして政界で謀略策略が。本当の黒幕は?

次シーズンに橋渡しをしつつも、物語はシーズンごとに区切りをつけます。各シーズン9万字~11万字程度です。はじめのほうは右傾化エンタメと思われそうな内容ですが、物語が進めば、実はそうでもありません^^;

こちらもどうぞよろしくお願いします。

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短編小説「縁」より番外編のお知らせ。
「見下し世の中」をどうやって生きていくか・・・が、これら小説のテーマです。

「蝉―僕のランク」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-09-05
※あらすじ→学校で下位ランクの『僕』、最下層女子『長山春香』に何を思う。
学園もの、うむ、ちょい辛め、シリアスで重いけど救いはあるのじゃ。

「あだ名―中秋の名月」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-09-14-3
※あらすじ→白井月子が自分のランクを守るために犠牲にしたのは・・・
テーマはイジメ。己の容姿に劣等感を抱える月子が犯した罪とは。

「豚草―腐女子の誇り」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-09-19
※あらすじ→中学時代、下位ランクだった長山春香、白井月子、そしてもう一人「モヤシ」こと八島麗華の話。彼女は、長山春香を犠牲にした中学時代をどう想い、今、どうしているのか。

「お彼岸―アラフォー女子の幸せ」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-09-24-1
※あらすじ→恋愛や結婚を一歩引いて見ている冷静な未婚アラフォー女子が主人公。果たして彼女は勝ち組なのか負け組なのか。お彼岸のプチ知識など情報も入った軽く読める物語です。

「血液型診断―栗の節句」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-10-07
※あらすじ→若夫婦のほのぼのハートフルなお話。血液型、重陽の節句(栗の節句)の情報ネタ入り。明るい話で軽く読めます。

なお、短編小説「縁」本編の目次はこちらhttp://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-10-28


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