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少年サンデーが変わる?(追記あり) [創作について]

追記

http://www.j-magazine.or.jp/magadata/index.php?module=list&action=list&cat1cd=1&cat3cd=14&period_cd=29
発行部数、少年サンデー38万8千部。ジャンプも239万5千、マガジン112万7千。

漫画家佐藤秀峰氏ツイート発言
【相当追い込まれているんだろうなぁ。不動産収入がない会社だったらサンデー、スピリッツはとっくに潰れてるという話はよく聞く】

漫画家・一智和智氏の佐藤秀峰氏によるインタビュー記事
https://note.mu/shuho_sato/n/n3e6a41b49754
…壮絶だ・・・

佐藤秀峰氏の漫画道自伝エッセイ
https://note.mu/shuho_sato/m/m2c547b6f9c7e
・・・・・・・・

週刊少年サンデーが変わる?ということで、こんな記事を目にした。
http://natalie.mu/comic/pp/sunday02より一部転載。

以下【】は転載部分。

【今年7月、出版業界をひとつのニュースが駆け巡った。長きにわたりゲッサンの編集長を務めていた市原武法氏が、週刊少年サンデー(ともに小学館)の編集長に就任したという。8月19日に発売された週刊少年サンデー38号には、市原氏の所信表明が掲載されている。

あだち充をはじめとする作家を長年担当し、新人育成に力を注いできた市原氏。ゲッサンを率いて、石井あゆみ「信長協奏曲」など数々のヒット作を世に送り出してきた。コミックナタリーは生粋のサンデーっ子だったと語る市原氏に、編集長就任の心境を伺うべくインタビューを敢行。また改革とも呼べる、新たな編集方針についても詳しく聞いた】

ということで・・・サンデーの新編集長はこう語っていた。

【改革の中枢として、新人作家さんの読み切りのネームから連載企画のネームまで、全部僕1人でOKかボツかを決定することにしました。普通マンガ雑誌の編集部には月例賞に送られてきた作品を読む班があって、一次選定もその班が行うんですが、それも全部やめまして。月例賞の選定も含めて、マンガに関わるすべての決定は僕1人だけでやります】


何から何まで編集長一人で決めるらしい。
新人さんのチャンスを増やしたいということ。

ま、少年漫画は、やはり作家の年齢が上になるほど、厳しいと思う。感性、感覚違ってくるもの。
私は今は少年漫画はほとんど読まない。おもしろいと思えない。つまり私の感覚が、少年とはかい離してしまっているから。当然だよね。

なので、世間で売れている「ワンピース」にもついていけなかった。
あれだけの人気作なのだからと思って、テレビで録画した劇場版アニメを見たけど、最初で辛くなり、結局、最後まで見ずに、消去した。

けれど、「進撃の巨人」のアニメ版のほうは、おもしろいと感じたので、完全に感覚が合わなくなったわけじゃないと、少しホッとした^^;


【僕はどんなところでも介入します。1人できちんとした打ち合わせをして、きちんと企画したマンガを僕のところに届けられる編集者はうちの編集部にはまだ少ないので、もっと鍛えなきゃいけないと思っていて。なので、打ち合わせだろうが飲み会だろうが、作家さんとのコミュニケーションは自ら取ると決めています】


これはすごい。
編集長と、いわゆる「あいさつ」ではなく、「きちんとした打ち合わせ」みたいなことは、私はしたことがない。
ちなみに、私が連載したことあるのは「サンデー」「スーパージャンプ」「ヤングチャンピオン」だけど、編集長とコミュニケーションなんてとったことない。軽いあいさつ程度。編集長は雲の上の存在というか、とくに売れてもいない新人に近い漫画家など視界に入らない、という感じだった。
私の場合、副編集長の力で、連載がとれた感じだ。

「音吉」を買ってくれた当時の副編集長には、今も感謝。名前も憶えている。
買ってくれたのに、結果出せなくて申し訳なかったなあ・・・


【就任から1週間くらいで結構な本数の打ち切りを決めました。今は毎日打ち切りを宣告しているような状態です】


そうかあ、そうなんだよなあ。編集長が変わると、そうなるよなあ。
で、今まで企画していたものもボツになり・・・しょせん「口約束」の世界で、きちんとした契約を交わさないので、連載準備していたのに「何の保障もなく、ナシ」になったりする。

漫画家はかなり不安定な仕事だし、今はネットで発表できるし、漫画ボックスやcomicoなどアマチュアでも参加できる場があるので、職業にすることは考えてしまうよな。


【自分の初期衝動を大切にしてほしいですね。「こういうのを描けばウケるんじゃないか」とか「こういうふうに描けば賞をもらえるんじゃないか」みたいなことを意識せずに、最初は「自分はこういうマンガが面白いと思うんだ」「こういうキャラがカッコいいと思う」ということだけ考えて描いた作品を持ち込んでほしい】


私も結局、「衝動」を大切にしている。
その「衝動」が、不特定多数の欲するものと合致すればいいけれど、そうでない場合は、そこで終わり。けど趣味なら最後まで描ける。

で、締切に追われると、「衝動」がなくなり、単に「作業をこなす」みたいな感じになってしまうので、難しいよなあ。

とまあ、そんなことを思ってしまった。


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