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つぶやき「大津いじめ死亡事件」その8 [学校・教育・いじめ・少年犯罪関連]

7月25日
義家議員のブログも読んでいる。
http://yoshiie-hiroyuki.com/diary/Diary.php

義家議員の言うとおり、犯罪の領域に入るいじめを行った生徒は、公立中学であろうと、長期間停学処分にしたほうがいいと思う。

被害者が学校に行けなくなり、教育を受ける権利を奪われるのはおかしい。

加害者にも教育を受ける権利があるというのであれば、【更生を目的とする少年院】で、まずは更生させるのが教育ではないだろうか。

少年院送致は罰が厳しすぎる、という方が、そもそもおかしい。
少年院は「更生を目的とする施設」なのだから。

加害者が犯罪を行うのを「環境のせいだ」というのであれば、ますます【今現在の環境から遠ざけること】が必要だと思う。少年院送致しかないだろう。

犯罪と言っていい悪質ないじめが起きているのは大津だけではない。
いろんなところで起きているようだ。
そして加害者は口をそろえて「遊び半分だった」と言う。いずれは、遊び半分で重犯罪を起こすだろう。「悪質ないじめ加害者=犯罪者」には「更生=少年院送致」が必要である。


よって、大津市議会議員の古尾屋雅博氏の発言「イジメたとされる生徒には人生をやり直すチャンスをあげて欲しい」「(加害者=)この子たちが、大人や同級生からイジメ返される事が無いように、もしもの時は保護もしてやって欲しいとも思っています」には違和感を覚える。


古尾谷氏の発言(現在は一般の人はブログ閲覧できないようになっているようだ)
魚拓→http://megalodon.jp/2012-0712-0007-56/ameblo.jp/masa-furuoya/entry2-11297771390.html

まずは、加害者がやったことは犯罪行為であるのに、「イジメ」とカタカナで書いている辺り、この犯罪行為を「軽く」扱っているように思う。

「やり直すチャンス」をあげるも何も・・・謝罪もなく、そもそも「いじめたこと」を認めていないのに更生できるはずがない。

「大人や同級生からイジメ返される」と、もう加害者らを「被害者扱い」をしている。まだ更生もしていないのに?反省すらしていないのに?

しかし、その後、加害者の一人は転校先でリンチ事件を起し、また加害者となった。いじめ返されるどころか、まだまだイジメを、いや犯罪行為を起こしているのである。

「犯人探しではなく、事実関係を浮かび上がらせる事が今後のイジメ自殺防止に繋がると私は考えています」も、事実関係を浮かび上がらるのであれば、犯人探し=責任はどこにあるのか、は問われて当然だろう。

まず責任は、加害者生徒、加害者らの保護者、隠蔽に加担した教師、学校、教育委員会にあるだろう。そして、まだバックに何かが絡んでいるかもしれない、
「犯人探し」は「事実を浮かび上がらせること」につながる。
まるで「犯人探し」が悪いことのように書いているが、責任の所在をはっきりさせたくないようである。
責任を取るべき人が責任をとらなければ、また同じことが起きるだろう。


甘い。きれいごと。(左翼の方によく見られる)・・・古尾谷氏の発言には、これしか感じない。
しかも被害者遺族への言葉はない。被害者遺族無視の「きれいごと」には共感できない。

「更生するチャンスを」というが、具体的に加害者らをどうするのだ?そこまで書かなければ、上っ面なきれいごとを述べたに過ぎない。
そのまま普通に学校生活を送らせ、受け入れて欲しい、ということなのか?
それでは、また次の犠牲者が出るだろう。(現に、加害者の転校先で、次の犠牲者が出たのだ)


しかも、ツイッターではこのような表現をされたようだ。
魚拓http://megalodon.jp/2012-0711-2315-32/https://twitter.com:443/furuoyamasahiroより

古尾谷 雅博 ‏@FuruoyaMasahiro
【私のブログ炎上中wwwこれがブログ炎上と言うものですか・・・ 意見の相違があるのは仕方ない。。。さて、すべてを読み切るのは無理なので、今日はこの辺りにしますm__m 】

「www」・・・この事件を軽く扱っている印象を受ける。笑っている、という表現をなぜここで?と違和感を持つ。
古尾谷氏のブログに「怒り」を感じた人たちのコメントであふれているようだが・・・「www」は、そのコメントをバカにしている印象もする。

市議会議員がこのような考え、このような感覚では、大津ではまた少年犯罪が起こり、だれかが犠牲になるだろう。

「加害者の祖父ではと間違えられた元警察官のブログ(経歴から察するに有力者のようだ)」も、「この犯罪的ないじめ死亡事件を、被害者の家庭のせいにしようとした教育長」を支持しているようだ。http://uitakahyotan.blog.fc2.com/blog-entry-33.html

大津市のこうした有力者らの言動を見ると・・・結局は、真実は隠蔽されたまま、事実解明できなくなるのでは、と思う。

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7月24日
さっそく片山さつき議員は動いているようだ。さすが・・・行動が早い。http://satsuki-katayama.livedoor.biz/archives/7295062.html

ただ、証言する人が、本当に【事実を証言できる環境にあるだろうか】とちょっと気がかりである。
証言させないよう、どこからか圧力がかかるのでは、と。

たとえば、転落直後、被害者少年の息があったかどうか?・・・
心臓マッサージを施したという第一発見者のマンションの管理人、救急隊員、病院関係者、現場を見ていた人たちは、正直なことを言えるだろうか?立場が脅かされれば、口を閉ざすだろう・・・

加害者生徒らは本当に朝から学校にきていたか?・・・
ただし、被害者生徒の家から皇子山中学校まで距離が近い。【朝】の幅は大きい。詳細に、細かく時間も調べてほしいが・・・

生徒たちの証言は採用されるのか?
大人の学校関係側だけの証言では口裏を合わせ、ウソをつかれる可能性もあるだろう・・・そんな邪推をさせてしまうほど、「生徒を除く大人の学校関係者」は信用できないということでもある。

そして、↓これを読んだら、それをいっそう感じた。

「週刊朝日」
http://www.wa-dan.com/article/2012/07/post-938.phpより一部転載
【生徒や教職員の話からも、いじめと自殺がまったく関係がないということは考えにくい状況だった。でも、ある市教委の幹部が『あそこ(被害少年の家)は親が暴力ふるったりしている。家が悪かったんだよ。いじめは言いがかり』と大きな声でランチタイムに話していたのを聞いたことがある。そばにいた澤村憲次教育長も『そうだ』とうなずいていた】

「週刊朝日」
http://www.wa-dan.com/article/2012/07/post-937.phpより一部転載
【澤村さんが『マスコミにばれなきゃ、たいしたことじゃない』『マスコミが騒ぎすぎる』という話をしていた。今回も『どうして騒ぎが大きくなるのか』『こっちも被害者』『なぜ今ごろ、警察がしゃしゃり出てくるのか』『いじめが自殺の原因だなんて認めていないのに、この報道はおかしい』と不満げな表情で市教委幹部に言っていた】


転載終わり。

これだけたくさんの生徒たちの証言がありながら、市の教育委員会は「自殺は家庭の問題が原因」とし、「いじめはなかった」と結論づけようとしたのである。
(親が被害者生徒に暴力をふるっていた話=家庭内暴力は、週刊文春の取材でも裏がとれなかったようだ。被害者生徒が加害者らに脅されて、仕方なくお金を盗んだときに、事情を知らなかった父親からの体罰はあったかもしれないが)

加害者らの更生も必要だが、教育委員会の更生も必要なのでは、と。
いや、そもそも教育委員会はいらないのでは、と。

少年犯罪(悪質ないじめも含める)において、厳罰よりも更生が第一というのであれば、なおさら、普通中学に放置してはいけないだろう。
少年院は「罰を科すところではなく、更生するための教育施設」なのだろう。
だったら、「更生を目指すこと」を専門とする少年院に入って、更生を目指すほうが、加害者にとって必要なことだろう。

大津いじめ加害者らの・・・被害者の死を哂い、罪悪感も持たない人間性は「異常」と言っていいだろう。残虐行為を平気で行えるということである。
再び罪を犯させないようにするため、今すぐに専門機関での専門家による更生への教育が必要だと思う。

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余談

NHKクローズアップ現代でも「いじめ問題」を取り上げていた。
ほかのケースだが・・・学校側は、「家庭に問題があった」とウソをついて報告書を作成していたようだ。そのケースでは、自殺した生徒は野球部の監督とのことで悩んでいたらしいが、学校は「自殺した生徒の兄も高校で野球部に入っていたが、退部してしまったので、両親の期待がかかり、それが重荷となったことが原因=家庭が原因」ということにしていたらしい。しかし、兄は吹奏楽部に入っており、野球部など入ったこともないし、見学にさえ行ったことがないとのこと。学校はそのように平気でウソをつくようだ。

須賀川市の中学柔道部暴行事件でも、暴行されて頭に重症を負い、植物状態になった女子部員のことを、学校は「もともと頭に持病があった」とウソを発表していたという。もちろん、持病などない。

学校は信用できない。
ウソをついてまで、被害者側の落ち度を作り上げ、責任逃れをし保身を図る・・・もちろん一部の学校だろうが、そういう学校もあるのである。
自殺の場合、その原因は家庭のせいにするのが、常套手段のようだ。


ところで、大津いじめ加害者のその後は・・・一人は転校先で暴力沙汰を起こしたらしいが、あとの2人については、このような記事が出ていた。

「女性自身」より
http://jisin.jp/news/2548/4413/
http://jisin.jp/news/2548/4412/

謝罪、反省、更生する機会を与えなかった大人の責任は大きいかもしれない。
しかし「人権派」は、ネットで個人情報がばらされたから、ネットが更生する機会を奪ったのだ、というのかもしれない。

いや、もしかしたら、まずは学校と教育委員会の更生が求められるのかもしれないが。


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