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原発推進者のえげつない?演説 [原発・被曝関連]

堅苦しい内容ばかり続いたので、もうちょい「やわらかく」綴ってみる。

ち~っと古いが、83年、原発誘致した自治体の長の演説を紹介・・・
http://trust.watsystems.net/matuo/matuo3.htmlより

石川県羽咋郡志賀町で開かれた「原発講演会」(地元の広域商工会主催)での高木孝一・敦賀市長の講演内容ということで、ちょいと抜粋、転載
・・・・・・

まあそんな訳で短大は建つわ、高校は出来るわ、50億円で運動公園は出来るわね。火葬場はボツボツ私も歳になってきたから、これも今、あのカネで計画しておる、といったようなことで、そりゃあもうまったくタナボタ式の街づくりが出来るんじゃなかろうか、と、そういうことで私は皆さんに(原発を)お薦めしたい。これは(私は)信念を持っとる、信念!

えー、その代わりに100年経って片輪が生まれてくるやら、50後に生まれた子供が全部片輪になるやら、それはわかりませんよ。わかりませんけど、今の段階では(原発を)おやりになった方がよいのではなかろうか…。こいうふうに思っております。

・・・・・・
転載終わり。

本当にこのような「演説」を???
「その代わりに100年経って片輪が生まれてくるやら、50後に生まれた子供が全部片輪になるやら、それはわかりませんよ。」

ということで、信じられないのだが、もしも本当にこのような演説をされていたとしたら・・・

【子孫などどうなってもかまわない、それよりも今は、金が大事。金、金、金っ】
【将来のことなど知らない。今がよければそれでいい】

と言っているようなもんだよな~
いや、もちろん「金(経済)は大事」だけど、ここまであけすけな「拝金主義演説」が堂々とできる社会だったとは~

【代わりに奇形が生まれても仕方ない】と、いわゆる何よりも経済を選択する、というちょっと恐ろしい発言。
(もちろん放射線で奇形が生まれるのかどうか、生物学的にありえないとの説もあちこちで聞く)

ほりえもんも真っ青のスーパー「拝金主義」
83年だから、だいぶ昔だけど・・・こういうことが堂々と言えて、批判も出ず拍車喝采だったんだな、と驚いた。
そりゃあ、少子化になるだろう。将来のことなどどうでもいいという刹那社会であれば。


というわけで、
普通は、ここまで「正直なこと」は言わないけれど、原発推進者は必ず「経済問題」を持ち出す。
で、原発反対者を「左翼」と呼び、馬鹿にする傾向があるような印象を受ける。

原発の危険性を訴えるだけで、そういった扱いをされ、原発推進者は聞く耳を持たなかったのかもしれない。

そういった空気が【危険性】を訴える科学者や技術者の声を封じ、安全コストをケチるようになり、【電源喪失の危険性】の声も無視し、そのままにしてしまい、福島原発事故を起こしてしまったのかもしれない。


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