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おすすめ本・ドラマ作品など [本・テレビ番組・ドラマ・映画・マンガ・アニメ]

このページでは、面白いと思ったおすすめ本、興味をもったこれから読む予定の本を紹介します。

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おすすめマンガ

マンガをあまり読まなくなった私だが、「医龍」だけは楽しみだった。

「医龍」

25巻で完結。

で、現在、スペリオールで最終話が載っている。
だれることもなく、それほど矛盾もなく、きちんと話もまとまり、感動的に終わることができた稀有な作品だと思う。
前にも語ったが、私がマンガから離れた一番の理由は、人気があればダラダラ続き、そのうち矛盾だらけになり、話はグダグダになり、まとまりなく、最終回も尻切れトンボで終わる作品がわりと多いからだ。(これは漫画家のせいではなく、無理に続けさせる編集部側がそうさせるのだ)

もうひとつ、ダラダラすることなく矛盾なくまとまった稀有な作品に「鋼の錬金術師」(ハガレンね)があるが、私は歳のせいか、少年誌やファンタジーにはまることはなく、「よくできた作品だ」とは思ったが、「医龍」ほどは楽しめなかった。人間(キャラ)の描き方が、やっぱり「医龍」のほうに共感を持ったからかもしれない。(歳をとってしまい、少年誌のキャラの描き方や、ノリについていけないせいだろう)

それでも過去に、マンガ作品にはまったことは何度もあるが、不思議と、主人公には共感することはなく、いいなと思うのは、敵キャラだったり、サブキャラだったりすることが多かった。

「医龍」もそうだった。主人公の朝田龍太郎にはあまり感情移入はできない。
せっかくの最終話・・・主要キャラだった伊集院君もあんまり目立ってなかったな。

最後の最後で木原先生が一番よかった。おいしい役どころになったな。木原先生に、一番、共感してしまったそれまでは、どちらかというと、みっともなくカッコ悪く描かれていた単なる端役だったのに。
そう「天才」「才能あふれる人」よりも、身近でみっともない「凡人」に共感する。というよりも遠い世界のカッコいい「天才キャラ」に共感などできないよな・・・

というわけで「医龍」、人間ドラマとしてもおすすめです。
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これから読んでみたい本↓

レビューが好評なので、興味をもった。感想は読んでから。
ここのページに残るかどうか、だな^^
面白くなかったら削除する。

以下、過去記事で取り扱った本をまとめました。

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小説編

「大聖堂」上・中・下
海外小説は苦手なほうですが、これは大変面白かったです。
これは、かなりおすすめです。自信をもっておすすめします。大河ドラマ・大長編ですが読み応えあります。


「大聖堂 果てしなき世界」上・中・下
上記「大聖堂」の続編。前作より約150年後の話。
この続編は前作より18年後に書かれた。いやあ、日本では人気作品の続編ってすぐに出るけど・・・
とにかく、前作に劣らず、面白い。おすすめです。
分厚く、上中下と3巻もある大変長い物語ですが、途中で中だるみすることなく、読ませます。



「永遠のゼロ」
零戦のパイロットの物語。
史実も織り込まれ、太平洋戦争について、どのような状況だったのかも分かりやすく、勉強になった本でもあり、多くの人に「読んで欲しい」と思った本です。


他、もちろん「おすすめ面白い小説」はほかにもいろいろあるのだけど、すでに人気のある話題作はあえて紹介なんてしなくてもいいだろうということで、載せてないだけです。
今、思いつくのでも・・・「ボックス」「獣の奏者」「ミレニアムシリーズ」と、映画化、アニメ化されて、すでに知名度が高い作品ですね。「ボックス」なんて、ボクシングものが小説で面白く読めるのか?と思いながら読んだけど、面白かった・・・「ボックス」と「獣の奏者」などは中高生から大人まで楽しませてくれる作品です。

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歴史関連(太平洋戦争)本。
私の世代では・・・少なくとも私は「戦前の日本は悪だった」という空気の中で教育を受けました。
これらの本を読んで、それは偏った見方だと思うようになり(もちろん、日本が正しかったわけでもないし、敵国のこと全てを否定するつもりもない)、勉強になりました。
偏っていると、かならずその反動がくる気がします。だから今のうちに、偏りをできるだけなくさないといけない、と思いました。
とくに「目からウロコの太平洋戦争」は中立で公正な見方をしている本だと思います。



田母神さんと小林さんの著書を読むと、お二人は中立の立場というよりも「右」という感じですが・・・説得力のある部分も大いにあります。(もちろん、共感できない部分も多々ありました)
本当に戦前の日本は悪だったのか・・・いろいろと考えさせられました。
これらの本を読み、敵を悪に仕立て、自分のやったことを正当化するのは、どこの国もやっていることだと思います。
日本は戦争に負け、戦勝国から都合よく【情報操作】されたのではないか・・・ということで、日本の歴史観をもういちど公正に検証し、さまざまな視点から(戦勝国の視点だけで捉えるのは偏っている)捉えないといけないと思いました。

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人生論・ハウツー本

「叶恭子の知のジュエリー12ヶ月」
真面目な本です。中高生向けに書かれた本ですが、叶さんの考え方に「なるほど」と思うところが何箇所もありました。



勝間和代さんの「断る力」と「不幸になる生き方」
勝間和代さんの本の中でこれが一番面白かったです。「断る力」とは、単に断るのではなく、自分と相手のメリットを考え、代案を出し、交渉すること=交渉力、と私は受け取りました。
「不幸になる生き方も」整理されていてよくまとめられている本だ。
この手の本によくケチをつけたがる屁理屈やの私が「なるほど」と思えた本です。おすすめします。


大平光代さんの本

大平さんのがんばり、努力には頭が下がりました。
一方「太平さんだからできたのだ」と思う人もいるだろうし、私も、「自分にはとても無理」と思います。
それは、勝間さんに対しても、通じるものがあるかもしれません。「勝間さんだからできたのだ」と、これも巷でよく聞かれる言葉のようです。
しかし、やっぱり【努力する】ところから始まるわけで・・・何かを変えたいと思う人は、努力するしかないのかもしれません。(もちろん「このままでいい」という人は、そのままでいいのである)

大平さんにしろ、勝間さんにしろ、「こういうやり方で、こういた努力をした」と自分の経験に基づき、気づいたことや思ったこと、感じたこと、考え方を書いているに過ぎないのかもしれません。
それはやっぱり大いに参考になるところがある、と思いました。同じ量の努力はできずとも、自分なりにできるところからやってみよう、ということで。

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マンガ?編

「結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日」
前作の「すーちゃん」よりも面白かったので、こちらをおすすめします。前作を知らなくても大丈夫です。
私は前作よりも、こちらを先に読んでしまい、なので後で前作を読んだのですが、「結婚しなくていいですか」のほうが良かったです。もちろん個人的感想ですが・・・こちらを推します。



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海外ドラマ編

「24」のファイナルシーズン

クロエ、かっこいい♪。主人公以外のキャラが消えていく中、最後まで活躍したキャラだった。主人公ジャックとの最後のシーンはけっこう感動してしまった。

シーズン6のグダグダぶりに「24」はどうなることやらと思ったけど、シーズン7はまあまあで、このファイナルシーズン8はかなり良かった。これならば、もっと続けてもいいんじゃないか、と思った。
「正義とは」「国益とは」というのもテーマになっているようで・・・展開はご都合主義的なものがあるかもしれないが、わりと奥が深い。

「国益のために、多くのものを救うために、または正義を貫くために、多少の犠牲は仕方ない、多少の規則違反は仕方ない」ということで、本当にやむをえない場合もあるし、犠牲があっても優先すべきことがあるかもしれないが、やはり行き過ぎると怖いものがある。
多少の犠牲の「多少」とは、その時々で変わる。

国益ばかり追求していると、いつの間にか、多少の犠牲が、大量の犠牲になり、歯止めがかからなくなる。個人主義で個人の自由や個人の利益ばかり追求する自分勝手、自己中心も困るが、全体主義で国のために公のために、個人が犠牲になるのが当然となるのも恐ろしい。(戦前の日本がそういう感じがします)
やぱりバランスが大事ということだけど、具体的にどうバランスをとるのかが難しい。

まあ、とにかく「24」のファイナルシーズンはおすすめである。
もしかしたら、今までのシーズンの中で一番かもしれない。あくまで私の個人的感想だけど。
(「24」は初めてだ、という方は、やはり「シーズン1」から観ることをおすすめします。でもシーズン6には目をつぶってほしい)

上に並ぶ本と較べると「おすすめ」というほどでもないけれど、まあまあ面白かったので、オマケとして紹介。

益田ミリの「どうしても嫌いな人(すーちゃんの決心)」

すーちゃんシリーズ。今回、印象に残ったのは・・・登場人物が、自分の歳を考え、勝間さんの「35歳独身限界説」ではないが、結婚・出産のことであせり、「間に合わないよ~」と嘆き、【追い立てられている気がする。早く、早くって、逆算しながら生きているみたい」というセリフを吐く。
気にせずマイペースで生きていくのは難しいのかもしれない。
けど、アマゾンのレビューにもあるように、厳しい見方をすれば、登場人物に共感できないところもあるだろうけれど、人間、そんなに強くないのだから、まあ、こういった描写もありなのでは、と思った。


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