ピアノ弾きのオーバーアクション [音楽・ピアノ・ショパン・「音吉君のピアノ物語」]
前回より引き続き、音高、音大でお世話になった師匠の故・野獣先生のことをもう少しお話しします。(旧HPの内容と重複してます)
「無駄な動きをするな」という野獣先生・・・
もしも野獣先生の前で、たとえばランランのように動いたり、中村紘子のようにffで最後の音を弾いた後、勢いよく腕を回転させてしまったり、ユンディ君のようにお顔を上に向けて、お口半開きで、「もしかして顔でも音楽を表現したいのか?」というほどお顔の表情豊かに弾いたりすれば、「お前はアホかーーー」と頭をスコーーーーンっと叩かれたことでしょう。
ほんとうに・・・ちょっとオーバーアクションすると、実際、頭を叩かれました。
まあ、お顔の表情が豊かなのは、ただおもしろいだけで、無駄な動きをしているというわけではありませんが・・・でも、顔を上に向ければ、鍵盤は見えません。そこでもしも・・・音を外した、ミスタッチした、なんてことになれば、「お前はアホかー」です。
もちろん、ユンディ君クラスは、鍵盤を見ずにお顔を上に向けた以上、音を外す、なんてことは絶対にないでしょうが、技量のない私クラスがお顔を上に向けて、鍵盤をちゃんと見ずに弾けば、音を外すかもしれません・・・
なので、野獣先生からは「お前はアホかーーー鍵盤をちゃんと見ろ」と頭を叩かれることでしょう。
お顔の表情が豊かでも、演奏が表現豊かでなかった場合、「お前は顔でピアノを弾いているのかーーー」と、これも、頭スコーン、だったでしょう。
ランランのようにオーバーアクションで弾けば、私クラスはミスしまくりでしょう^^;
最小限の動きで弾く、というのは、ミスタッチをする可能性を低くします。
オーバーアクションはミスタッチする率が高くなります。
ということで、逆にいうとオーバーアクションができる、ということは、それだけその曲をモノにしている、余裕がある、ということなのかもしれませんね。
演奏家として「人に見せるパフォーマンス」としては、そういう動きも大事だと思いますが、練習生の段階では無駄な動きというのはできるだけしないほうがいいのでは、と思います。
もちろん、演奏会、または試験、オーディション、コンクールなど、本番では緊張して、体がカチンコチンになってしまうので、そういったオーバーアクションで体をほぐしたい、ということもあるでしょう。
弾きこんでいけば、ちょっとしたオーバーアクションでミスする、ということはないと思うので、必ずしもオーバーアクションがいけない、とは思っていません^^;
ちなみに、「ピアノ弾きを描くマンガ」では、画的にオーバーアクションのピアニストのほうがいいのですが・・・
ま、ついでなので、私のもうひとつのピアノ漫画の絵を載せておきます。
音吉君の時とはだいぶ絵柄は変わってますね↑
ちなみに音吉君はこちらです。↓
そして、今は「ショパン物語」http://www.piano.or.jp/report/01cmp/c_chopin/です。
私が今まで描いたピアニストは「ゴリラ系ピアニスト」「イケメン系ピアニスト」「草食系小食系ピアニスト(ショパンのことね)」ですね・・・
おっと今、ひらめいた♪「草食系小食系ピアニスト・ショパンについて」
・・・これについてはまた改めて書くことにしよう。
実際、ショパンはお肉は嫌いだったし、小食で、170cmの身長に対し45キロというスーパーモデル並みに痩せていたらしいし・・・性格的にもどちらかというと草食系男子かも?
ちなみに、音吉君は180cmの85キロくらいでしょうか。ちなみに85キロというのは筋肉質の85キロです。
ところで、いつも宣伝して申し訳ありませんが、(まあ、宣伝できるからピアノネタを書くモチベも保たれる、ということで、許してね♪そのかわり、できるだけ面白く書きます・・・)「音吉君のピアノ物語」(全6巻)が欲しい方はこちらへどうぞ↓
小学館コミックス「音吉君のピアノ物語」オンデマンドのページ
「無駄な動きをするな」という野獣先生・・・
もしも野獣先生の前で、たとえばランランのように動いたり、中村紘子のようにffで最後の音を弾いた後、勢いよく腕を回転させてしまったり、ユンディ君のようにお顔を上に向けて、お口半開きで、「もしかして顔でも音楽を表現したいのか?」というほどお顔の表情豊かに弾いたりすれば、「お前はアホかーーー」と頭をスコーーーーンっと叩かれたことでしょう。
ほんとうに・・・ちょっとオーバーアクションすると、実際、頭を叩かれました。
まあ、お顔の表情が豊かなのは、ただおもしろいだけで、無駄な動きをしているというわけではありませんが・・・でも、顔を上に向ければ、鍵盤は見えません。そこでもしも・・・音を外した、ミスタッチした、なんてことになれば、「お前はアホかー」です。
もちろん、ユンディ君クラスは、鍵盤を見ずにお顔を上に向けた以上、音を外す、なんてことは絶対にないでしょうが、技量のない私クラスがお顔を上に向けて、鍵盤をちゃんと見ずに弾けば、音を外すかもしれません・・・
なので、野獣先生からは「お前はアホかーーー鍵盤をちゃんと見ろ」と頭を叩かれることでしょう。
お顔の表情が豊かでも、演奏が表現豊かでなかった場合、「お前は顔でピアノを弾いているのかーーー」と、これも、頭スコーン、だったでしょう。
ランランのようにオーバーアクションで弾けば、私クラスはミスしまくりでしょう^^;
最小限の動きで弾く、というのは、ミスタッチをする可能性を低くします。
オーバーアクションはミスタッチする率が高くなります。
ということで、逆にいうとオーバーアクションができる、ということは、それだけその曲をモノにしている、余裕がある、ということなのかもしれませんね。
演奏家として「人に見せるパフォーマンス」としては、そういう動きも大事だと思いますが、練習生の段階では無駄な動きというのはできるだけしないほうがいいのでは、と思います。
もちろん、演奏会、または試験、オーディション、コンクールなど、本番では緊張して、体がカチンコチンになってしまうので、そういったオーバーアクションで体をほぐしたい、ということもあるでしょう。
弾きこんでいけば、ちょっとしたオーバーアクションでミスする、ということはないと思うので、必ずしもオーバーアクションがいけない、とは思っていません^^;
ちなみに、「ピアノ弾きを描くマンガ」では、画的にオーバーアクションのピアニストのほうがいいのですが・・・
ま、ついでなので、私のもうひとつのピアノ漫画の絵を載せておきます。
音吉君の時とはだいぶ絵柄は変わってますね↑
ちなみに音吉君はこちらです。↓
そして、今は「ショパン物語」http://www.piano.or.jp/report/01cmp/c_chopin/です。
私が今まで描いたピアニストは「ゴリラ系ピアニスト」「イケメン系ピアニスト」「草食系小食系ピアニスト(ショパンのことね)」ですね・・・
おっと今、ひらめいた♪「草食系小食系ピアニスト・ショパンについて」
・・・これについてはまた改めて書くことにしよう。
実際、ショパンはお肉は嫌いだったし、小食で、170cmの身長に対し45キロというスーパーモデル並みに痩せていたらしいし・・・性格的にもどちらかというと草食系男子かも?
ちなみに、音吉君は180cmの85キロくらいでしょうか。ちなみに85キロというのは筋肉質の85キロです。
ところで、いつも宣伝して申し訳ありませんが、(まあ、宣伝できるからピアノネタを書くモチベも保たれる、ということで、許してね♪そのかわり、できるだけ面白く書きます・・・)「音吉君のピアノ物語」(全6巻)が欲しい方はこちらへどうぞ↓
小学館コミックス「音吉君のピアノ物語」オンデマンドのページ
2010-06-15 01:06
コメント(1)
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おひさしぶりです。
さいきん、だんだんと年収を何倍も欲しくなってきました。
『お金の問題ぢゃなくて、仕事よ』なんて言うていたのは遠い昔。
身につまさるお話でした。
はい、うまい話はないですよね。こつこつやります。
ハヤシさまを思い出したのは、
先週、ピッツバーグシンフォニーオケを聞く機会があったのでなのです。
マーラー。Dマイナー。オケ的にむずかしいだろーに。。。。
音楽的にはわかりませんでしたが、
隣のジジが、かさこそと個別包装の飴を食べているのがうるさかったです。
えっと、あののけぞるような指揮者のリアクションは、オーバーリアクションに入るのでしょうか。
かなり内臓にはよさそうな運動をしているように見えました。
それではまた〜。
by Betty (2010-06-16 11:57)