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芸術性とか表現力とか・・・ [社会・ニュース]

「青嶋ひろの氏の浅田真央選手についての記事」の件について訂正します。

記事が削除されているようだ、と以前、書いてしまいましたが、削除されていませんでした。間違えたことを書いてしまい、申し訳ありませんでした。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/winter/skate/figure/text/201003280003-spnavi.html

どうせなので、この件に対し、もうちょっとつぶやきます。

テレビで外国人が言っていたことだけど「日本人はどんなに上手く行っても、勝利しても、『反省する』のが好きな民族」なんだとか・・・

ということで、もしや、この青嶋ひろの氏も浅田真央選手に向けて、日本人として反省文を書いてみようなどと思ってしまったのかしら?

上手くいっても、勝利しても、至らない点があれば、さらなる進化を求めて反省するのはいいだろう・・・
でも、基本的に、自分が自分自身に対して反省するのはいいが・・・他人に反省を求めるのはいかがなものか・・・しかも、的を得ているのであればいいが、的外れだったりすると、それは大変、恥ずかしい行為である。

この「女子フィギュア」の場合は、反省ではなく、おかしな採点方法に対し、抗議するべきだと思う。

日本人は反省好きで、競争相手またはそのシステムに対し、抗議というものはなかなかしないけど、この女子フィギュアの採点方法には抗議するべきだろうと思った。過度の反省好きは、尊敬されず、それどころか、ただ相手にいいように利用され、見くびられ、なめられるだけである。
このようなことでは、これからも世界中の人に「日本はちょろい」と思われ、他の分野も影響受けるかもしれない。

でも、この件で、多くの人に批判されたとはいえ、青嶋ひろの氏の名前は広まっただろう。私だって、この件で大騒ぎされるまで、青嶋ひろの氏の名前など知らなかったのだから。
青嶋ひろの氏は、浅田真央選手関連の本も出版するらしいので、宣伝にはなったのかも?

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「青嶋ひろの」氏がYahoo!スポーツナビに「浅田真央さんについて書いた記事」が批判を集めていたようだ。

それにしても、日本のマスメディアはよく分からない。なぜ、自国の選手を貶めるのだ、と私も思う。
以前、フジテレビの朝のワイドショーでは、浅田選手を「幼い」と批判し、キムヨナ選手を「オトナっぽい」と讃えていたが・・・
たしかに、浅田選手は童顔で体つきが華奢なので、外見的には「幼く」見えるかもしれない。
一方のキムヨナ選手は、顔も体つきも「オトナ」な印象・・・ただ、それだけのことである。
なのに、容姿が与える印象を、なぜかスケートの演技に結びつけ、非常に浅はかなものを感じた。

今回もそれに似たようなものを感じた。

以下、青嶋ひろの氏の記事を引用・・・

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青嶋ひろの  スポーツナビ

浅田真央が気づいていない大切なもの
世界フィギュア女子シングル総括
2010年3月28日(日)

■「完成されたスケーター」になるために

バンクーバー五輪金メダルの宿敵キム・ヨナを抑え、優勝した浅田 
しかし、表彰式での浅田の表情は、
それほど晴れやかなものではなかった。

自身では納得のいく演技ができても、
トリプルアクセルを2度認定されず、得点にはつながらなかったこと。
さらにはミスの少なくなかったキム・ヨナに、
「ノーミス」の演技をしてもフリーで勝てなかったこと。
優勝することはできたが、やはり五輪で直面した問題が
解決していないことは、浅田もよく分かっている。そんな表情だった。

ジャンプもそのほかのエレメンツも「技術」としては完ぺきに近いが、
「氷の上で自分を表現する、何かを表現する」という
フィギュアスケートのもうひとつの大切な部分が、まだ少し足りない。
いや足りないのではなく、それができる力を持っているのに、
必要であることに気づいていないのだ。

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よく技術と表現力を分けて考える人がいるが、表現するために技術は必要不可欠であり、「表現力は足りないけど技術だけある」というのはありえないのである。「表現力がないということは、表現するに必要な技術が足りない」ということである。

これは音楽の世界でもそうである。

「正確で機械的な演奏」を、よく「技術だけで、表現力はない」と言われるが、それは「正確で機械的なものを表現している」ということでもあるのだ。

芸術性や表現力を、公平にジャッジすることはできないだろう。
それはもう個人の主観による「好み」の問題となることが多いからだ。

ちなみに、音楽の世界では、演奏を止めてしまうことが、一番の大きなミスである。これをやったら終わりである。流れが途切れるからだ。

これは、フィギュアスケートでは、「転倒」に値するかもしれない。

それなのに、今回の世界選手権女子フィギュアのフリーでは、ほぼ完璧だった浅田選手よりも、転倒したキムヨナ選手が高い得点をとり、芸術性も上だと評価されたのである。

ところで、今回のフリーのキムヨナ選手の演技・・・転倒や回転不足などのミスは置いておいても、全体的に芸術性や表現力が浅田選手よりも勝っていたとは思えないのだが・・・

これは私の主観ということになるだろう。

逆に、この青嶋ひろの氏の主観では、キムヨナ選手のほうが芸術性があり、表現力があった、ということなのだろう。そのような曖昧で主観的な記事をヤフーは載せてしまった、ということだ。

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http://toramomo.exblog.jp/13068343/

それにしても↑の記事を読むと、いかに浅田選手に不利な規則、点数の付け方がなされていたのかが分かる。
唯一、女子選手の中でトリプルアクセルができる浅田選手に一人勝ちさせないように、不公正なルールが仕組まれていたのだ、と思ってしまう。

遅すぎるルール改正の動きに対し、「浅田選手に有利になる」と韓国はルール改正に反対しているようですが、いえいえ、有利になるのではなく、偏っていたルールがちょっとだけ公正なほうへいくというだけのことで、有利になるわけではないと思う。

誰もができない難しい技をやっているにも関わらず、それが評価されず、それどころか3A+2が3+3よりも基礎点が低いほうがおかしい。この点も改正してほしい。

そもそも、女子フィギュアはスポーツであり「競技」なのだから、誰もできないような高度な技をこなしているにも関わらず、それが評価されないなんてことはあってはならない。

公正で公平なルール改正を望む。
というか、遅すぎるくらいである。
日本スケート連盟はもっと早くから声をあげるべきだったのでは、と。

日本選手側はおとなしく、不公平なジャッジであっても、黙って従い、抗議するということは、めったにしないが、それに比べ、キムヨナ選手側は、いろいろと声をあげ、ジャッジに不満がれば、抗議をしていたようだ。
http://toramomo.exblog.jp/9952170/

こういったところで、黙っているから、日本はなめられるのかもしれない。

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ところで、こんなのがあった。ドラゴンボール?いえドラゴンアイス「キムヨナVS浅田真央」
韓国のクリエイターが作ったんだとか・・・
http://rocketnews24.com/?p=27282

申し訳ないが・・・キャラが逆に思えてしまう・・・いえ、キムヨナさんを悪く見るわけじゃないけれど。
進化をやめない浅田選手はまさにスーパーサイヤ人のゴクウさ、です^^
それに今回のジャッジもかなりおかしかったので・・・まさに、「ジャッジ、魔に支配されてるんじゃないですかー」です。

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http://www31.atwiki.jp/injustice/
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2010/03/i-wo...

こういった記事↑を読むと、おかしいジャッジに、「不正があったのでは」を勘ぐってしまう。

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追記

「浅田真央選手関連ネタ」はhttp://kayashi.blog.so-net.ne.jp/2010-04-15でも取り上げたが・・・そのことについての追記です。

浅田真央選手に対し、ちょっと批判めいたマイナスなことを書くと、かみつかれ、攻撃されるので怖い、と思っている人もいるかもしれない。(熱烈な浅田選手ファンは「マオタ」と呼ばれているらしい。マオちゃんオタクって意味?)

青嶋ひろの氏も相当批判されたようだ。

私は特別に浅田真央選手のファンということではないが(もちろん応援はしている)、女子フィギュアの採点システムにやはり不公正なものを感じたので、記事にしているだけである。
他の多くの人も「不公正なもの」を感じたからこそ、怒っているのだろう。

なのに、以前のフジテレビの【キムヨナ選手が「オトナっぽく」、浅田真央選手は「幼い」発言】があったり、
他のメディアでも、そういった扱いをすることもあり・・・
(※朝日テレビだったと思うが・・・2回も失敗したキムヨナ選手のほうが浅田選手より点数が上になった不可解な今回の世界選手権女子フリーの後で、あるコメンテーターがキムヨナのオトナっぽさ?に対し、「真央ちゃんはかなわないね」と発言したのだ。キムヨナはオトナっぽいから点数が上になった、と捉えることができるような発言だ・・・)

ひょっとすると、ここ「自立・・・」http://kayashi.blog.so-net.ne.jp/2010-04-15で取り上げた、とある個人ブログの【浅田選手は自立したほうがいい】発言にも、「キムヨナ選手に較べて浅田選手は幼い」というかなり失礼な捉え方をするマスメディアと同じ臭いを感じてしまった人もいたのでは、と思う。(もちろん、そんなつもりで書いたわけではないだろうし、この方も熱烈な浅田真央ファンのようである。)

「幼い」とか「オトナっぽい」とかの曖昧な問題でごまかさず、不公正なものは、できるだけ公正に公平になるよう改正するべきだと思う。
不公正な採点システムだったから、キムヨナ選手も叩かれてしまうのだろう。こういった意味では、キムヨナ選手も被害者である。感動を届けるはずのフィギュアスケートなのに・・・不公正で不公平な採点システムのおかげで後味悪さを残した。


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