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勝間和代VS香山リカ? [雑記]

前日記の続き。

前日記でもちょっと触れた香山リカさんの「勝間和代を目指すな」という内容の本・・・
かなり話題になり、売れているようで・・・↓



で、その香山リカさんの本に対し、さらに反論した勝間本が出ているらしい。↓


さらにこんな本↓も近日発売されるとか・・・↓



うん、うまく商売しているな、と思った。
だって、やっぱり気になるもの。香山さんの本も勝間さんの本も。
有名人同士の「VS」は、心躍る要素があり、売り手側としてそれを利用するのは当然である。
ところで、「インディペンデントな生き方」という勝間本も読んでみたのだが・・・ ↓


ここで年収600万以上を目指せ、パートナーは1000万以上が良いという理由について、いろいろと述べられていたので、そこんとこは現実主義だな、ということで納得。
(ここでいうパートナーとは、別に結婚相手に限らず、おつきあいする男性ということらしい)

男に依存するな、男女平等ということならば、なぜ相手に1000万以上を求める?と思っていたが。

男が女より上でないといけないという考えはおかしいのだけど、 「経済力は女より男が上であるほうが良いという世間に染みついている価値観」と闘うよりも、 世間を支配している価値観、慣習などと闘わず、現実主義でいこう、ということなのだろう。

染み付いてしまった価値観を変えていくのは、難しい。
ただ消耗するだけの無理な闘い、勝算のない闘いは避けたほうがいいだろう。

ほかに書いてあったことでは・・・お互いに刺激し合い、成長できるようなパートナーを求めよう、ということだけど・・・なんか、疲れそうだな。

いや、私も若い頃であれば「もっと上に行きたい」という上昇志向があったけど、今は気力も落ち、どうしても疲れてしまう。
いつも上を目指し、相手に刺激を与え、相手に有益な存在でいる、なんてことは無理である。

利益を得るために、いろいろと努力したり、コントロールをしたり・・・それを続けられるかどうか、で成功するかしないかが決まるんだとしたら、まあ、成功しなくてもいいかーと、ついつい怠惰になってしまうんである。負け組でも、そこそこ生きていければいいんじゃないかと。

それにしても、勝間さんはハイペースでかなりの本を出している。
そろそろネタが尽きるのでは、とも思うが・・・

だけど、コミック雑誌のモーニングに連載されている勝間さんのコラムは面白く読んでいる。
以前、朝日新聞の勝間さんのコラムも読んだことがあったが(今は、読売新聞なので読めない)、そこにも「なるほど」と思うことがかなりあり、こちらもおもしろかったので、私は勝間さんに注目していた。

が、今まで読んできた本は、いまいちあんまり面白くなかった・・・

ところで・・・
本のほかにも、勝間さんは講演会などでも、かなり仕事があるようで、稼いでいるのだろうなあ。

別の人が言っていたが、講演会はほんとうにおいしい仕事で、効率よく稼げるらしい。
同じ内容を、あちこちでしゃべり・・・つまりネタの使いまわしができ、有名人であれば1回200万円以上稼ぐことができ、それを月に5回行ったとして、月収1000万ということになる・・・(もち、例えばのお話)

勝間さんは著書の中でも、文筆業はそれほど効率のいい仕事ではない、というようなこともおっしゃっていた。
原稿料や印税よりも、講演のほうが、ずっと効率よく稼げるからだろう。

今が旬の勝間さん、会社をやめて、フリーになったので、稼げるときに稼ぐ、という感じで、稼ぎまくっているんだろうな。
(批判しているわけでない。当然のことだ)

なので、本のタイトルも、目を引くようにするだろう。
「結局、女はキレイが勝ち」という本も出ているようだ。 ↓


いや、身も蓋もないタイトル(そういうタイトルほど注目されやすく売れるのだろう)だが、現実はそういうものだろう。女だけでなく、男も見た目が大切だろうし。

現実にまかり通っている人間の本音や価値観と勝算のないケンカをせずに、その価値観をできるだけ利用して、利益を得ろ、ということなのだろう。

理想論よりも、現実に利益を得るためにどうしたらいいか、を解いたのが勝間本なのだろう。だから人気があるのだろう。

で、「やればできる」といわれれば、「やってみよう」と勇気づけられることもあるだろう。
「がんばっても無駄になることが多い」なのも現実だが・・・ 夢がないのも、つまらないだろう。

というわけで、「かつまー」にはなれないけど、勝間さんに注目している。


それにしても、この勝間さんの著書「結局、女はキレイが勝ち」の帯には、「キレイじゃない私も生きていていいですか」という香山リカさんの言葉で飾られているようである・・・

香山さんったら、勝間さんの本が売れるように、皮肉たっぷりを装いながら、帯の宣伝文句を考えてあげるなんて・・・皮肉たっぷりを装ってあげれば、いい宣伝コピーだ・・・

ということで、二人ともお互い売れるようにお互い協力しあっているんじゃないかー、と思ってしまった。

そして、こういった有名人は、もちろん批判の対象にもされるわけだけど、それも「宣伝」になるわけで、とにかく話題にのぼったほうがいいだろう。 (そういえば、勝間さん、とうとう週間文春でネタにされちゃいましたね・・・まあ、その話題はまた今度・・・)

勝間さんはそれもちゃんと想定しているだろう。
(皮肉でもなんでもない。勝間さんのような仕事をしていれば、当然である)

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