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宇宙戦艦ヤマトとファーストガンダム [本・テレビ番組・ドラマ・映画・マンガ・アニメ]

追記
2010年12月2日

ヤマト実写版・・・かなり宣伝しているようで、ちょっとは興味をもったけれど→http://www.asahi.com/showbiz/column/animagedon/TKY201011280154.htmlを読んで、やはりレンタルDVDで済ませるか、テレビに落ちてくるのを待つか、にしようと思った。

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2009年12月9日

宇宙戦艦ヤマトの新作がアニメ映画になっているようだ。

いやあ、いろんなとこからの情報によると、観客から「失笑を買っていた」とか・・・それも一箇所ではなく、数箇所で。
内容はかなり酷く・・・で、おまけに3部作らしく、第1部だという今作がちゃんと話が終わってない、中途半端だとか・・・

というわけで、今更ヤマトの新作って・・・どうなんだろう?

昔はヤマトのファンだったけど、今はなんだか恥ずかしいというか・・・「なんであんなに夢中になったんだろう」と思ってしまう。
「巨人の星」と同じような感じ・・・ギャグとしてしか見られなくなってしまった。

ところで・・・あの頃のアニメやマンガにはそれほど詳しくないけれど・・・
この作品からではないだろうか・・・主人公と主要登場人物が一度死んだのに、人気があったため、続編を作るため、「死」をなかったことにしたりして、「興ざめ」させるようなことをし・・・作品が終わるべきところで終わらず、ご都合主義で人気がある限り続けさせる、というような・・・

作品を「単なる商品」としてしか扱わないから「前作をなかったことにする」なんてめちゃくちゃなことができたのだろう。
まあ、「パラレルワールドだ」ということにすれば・・・
「主人公や主要キャラは、こちらの世界では死んでいるが、あちらの世界では元気で生きている」「主人公たちは、パラレルワールドでは違う運命なのである」「前作と同じキャラが出てくるが、前作とはつながりない続編」もあり、かもしれないけれど、

こういうのは、よほどうまくやらないと「夢オチ」と同じで、やはり興ざめしてしまう。
>ここいらは、ちょこっとRPG「クロノトリガー」と「クロノクロス」の関係を思わせる^^;

つまり制作側が、「作品」を「商品」としてしか見られなくなり、売るためなら何でもやってしまう、というような作品は、私の記憶では「宇宙戦艦ヤマト」が最初だった気がする。

「ヤマト」は思い出すと懐かしいよりも恥ずかしい、でも、自分が夢中になった作品のひとつである。
だから、恥ずかしい、のか。
いや、でも当時「ガンダム」も好きだったけど、ガンダムは別に恥ずかしくない・・・(ファーストガンダムね。ガンダムはファーストしか知らない^^;)

「ガンダム」は恥ずかしくないけど、「ヤマト」は恥ずかしい。この差は何なんだろう。

「あしたのジョー」と「巨人の星」みたいなものか
(いや、ちょっと違うだろうけど・・・「巨人の星」は今ではギャグになってしまったけど、「あしたのジョー」は別にそうではない)


ということで・・・「ファーストガンダム」についても、この際だから語っておこう^^;

ヤマトの後に出てきた(私が触れたアニメ作品の順番ではそういうことになる)「ファーストガンダム」は、最初はちょいと主人公アムロ君が「主人公らしくない」ということで、そんなに夢中になれなかった。
けど、友人がはまっていて、だんだん影響を受け、好きになっていった。

今まで、アニメといえば「まず主人公を好きになれるかどうか」だったけど、 ガンダムは、「主人公はどうでもいいけど、他のキャラが良い♪」ということで注目したアニメ作品だった。

セイラさんなど女性キャラがカッコよかった。
セイラさんはガンダムを操り、ミライさんは操縦士、マチルダさんも指揮官ということで、女性キャラのカッコよさにほれた。

たくさんの女性キャラが活躍した戦闘アニメ作品は、ガンダムが最初なんじゃないだろうか・・・
で、コスチュームも男性と同じで、ヘンに体の線を強調したり、ミニスカートをはき、足丸出し、なんてこともなかった。(あ、フラウ・ボウは違ったっけ)

女性キャラがカッコいいアニメというのは、ガンダムが初めてだった。(私が知っているアニメでは)

http://www.gundam.jp/chara/ef01.html(ガンダムキャラ表)

それまでの戦闘系アニメでは、女性キャラは、単なる華、足手まとい、よくて男性キャラのお手伝いで、ちょっとだけ活躍、というような感じで、「カッコいい」と思えるキャラはいなかった。

ところで、ほかの皆は「シャアがいい」と言うけど、私はシャアは好きでも嫌いでもなかった。
「ヘンな仮面かぶっているな・・・」と最初は「ヘンなキャラ」という認識であった。

で、アムロ君は今でいう「草食系」だと思うのだけど、当時のアニメで、草食系男子が主人公になる、というのは、本当にめずらしかったのでは、と。

当時の感覚では、主人公としてアムロ君は相当のへタレに思えたけど、
後々、「なんで僕が闘わないといけないんですか?」というエヴァのシンジ君に較べれば、なんのなんの・・・というか、シンジ君の感じ方が当たり前だし、逃げたくなるのが当然だよな、と今なら共感できる部分あるんだけど。

いや、まあ、とにかく、そういうところもガンダムは新しかった・・・

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